笠松将と飯豊まりえが「君と世界が終わる日に」で竹内涼真とサバイバル

笠松将と飯豊まりえが、竹内涼真が主演を務める、日本テレビ系で2021年1月にスタートする連続ドラマ「君と世界が終わる日に」(日曜午後10:30、開始日未定)に出演することが分かった。

同作は、死と隣り合わせの終末世界をたくましく生き抜く間宮響(竹内)の生き残りを懸けた戦いを、“サバイバル×ラブストーリー×ミステリー”の三つの軸を絡めた極限の人間ドラマとして描き出す大型ドラマ。日本テレビ×Huluの共同製作ドラマとして、1月から地上波でSeason1が放送開始となり、全10話で一度完結。その後、3月からHuluオリジナルとしてSeason2が全6話で配信。響の恋人・小笠原来美役で中条あやみも出演する。

笠松と飯豊は、竹内と共に終末世界を生き抜こうとするサバイバーとして出演。笠松が演じるのは、響と来美の同級生でありながら冷徹なところのある警察官・等々力比呂。目的のためには時に冷徹な判断が必要だと考えている現実主義者だ。一方、飯豊が扮(ふん)するのは、どこか冷めたところのある女子大生・柊木佳奈恵。他人と距離を置いているが、死と隣り合わせのサバイバルを経て、徐々に響に心を開いていく役どころだ。

笠松は「今回のお話をいただいた時に、すごく壮絶な世界観の作品に僕が参加するということで、ちょっと怖いなという気持ちはありましたが、台本をいただいたらこれが本当に面白くて。毎回台本をもらってすぐみんなで読んで、『次どうなるんだろう』『次誰がいなくなるかな』とワクワクしながら撮影しています」とコメント。

そして「僕の演じる等々力は必要であれば誰かを切り捨てることもできる、どこか冷徹な人間です。彼は主人公の響と対極にいるキャラクターなので、2人のライバル関係にも注目していただければと思います。この『君と世界が終わる日に』は響と来美のラブストーリーですが、僕は等々力として、等々力から見た目線での物語を生きるつもりです。“世界の終わり”という、まずありえないような世界観の中でも、それぞれのキャラクターが感じたことやお互いの関係性、悩み、うれしいことは現実と同じなので、感情のリアリティーをとても大事にして演じています」と役柄と演技プランを語り、「視聴者の皆さんにも、キャラクターたちの心の動きを、今生きている自分自身に当てはめて見ていただけると、とてもうれしいです。ぜひ、放送を楽しみにお待ちください」とメッセージを寄せている。

また「子どもの頃から大好きだったジャンルの一つがサバイバルもので、ずっとやってみたいと思っていたので、このお話をいただいた時はすごくうれしかったです」と出演を喜ぶ飯豊は、「このような世界観のドラマを日本で制作することも、自分自身が演じる役柄としても挑戦だなという気持ちになりました」と心境を明かす。

演じる佳奈恵については「どこか冷めていて、人との距離を置いている女の子」と説明し、「今まで演じたことがないような役なので、今から共演者の皆さんに冷たくセリフを発するのが楽しみでしょうがないです(笑)。オリジナル作品なので、私たち自身、本当にいつ誰が死んじゃうか分からない状態で撮影しているんですが、今後の頑張り次第でみんな生き残れるのか…(笑)、気を引き締めて、頑張りたいと思います」と新たな役柄に気合十分。

さらに「このドラマは、かなりシリアスで深いラブストーリーですが、それだけではなくワクワク感やアトラクションみたいな新しい体験をしてもらえる作品だと思います。一人一人のキャラクターも人間味にあふれているので、いろんな方に感情移入していただけると思うし、皆さんそれぞれの『推し』になるキャラクターもいると思うんです。毎週ハラハラ、私たちの仲間に入った気持ちで見て、楽しんでいただけるとうれしいです」と見どころをアピールした。

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