ニューヨークの2球団が名捕手・モリーナの獲得に興味を示す

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「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、カージナルスからフリーエージェントとなったヤディアー・モリーナに対してカージナルスのほか、メッツとヤンキースのニューヨーク2球団を含む3~4球団が興味を示しているようだ。ヘイマンは「カージナルス残留が最有力だと思われるが、フリーエージェント市場は何が起こるかわからない」と伝えている。現在38歳のモリーナは2年契約を希望していることが明らかになっている。

今季のモリーナは新型コロナウイルスの陽性反応による戦線離脱があったものの、42試合に出場して打率.262、4本塁打、16打点、OPS.662を記録。盗塁を11度試みられて5度刺し、盗塁阻止率45.5%をマークした。メジャー17年間をカージナルス一筋で過ごし、通算2025試合に出場して2001安打、オールスター・ゲーム選出9度、ゴールドグラブ賞9度、シルバースラッガー賞1度、ワールドシリーズ制覇2度など輝かしい実績を残している。

モリーナについては、地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」が「カージナルスはモリーナとの再契約を優先し、モリーナ残留が決まってから次の補強に動くだろう」という関係者の話を紹介している。また、関係者のあいだでは「38歳のモリーナに2年契約をオファーする可能性が最も高いのはカージナルス」と見られているようだ。

ただし、今オフのフリーエージェントの捕手市場では、J・T・リアルミュートがずば抜けた存在となっており、彼の獲得には巨額の契約が必要となるため、多くの球団がモリーナやジェームス・マッキャンといった「2番手グループ」に目を向ける可能性は十分にある。捕手の補強に費やす予算を抑えることができれば、別のポジションの補強に多くの予算を回せるからだ。

よって、モリーナをめぐって意外な争奪戦が繰り広げられる可能性もあり、モリーナのカージナルス残留は事前に予想されていたほど簡単には実現しないかもしれない。