「小春日和は春の天気ではありません。」
以前見たCMにこんなセリフがありました。
言葉を知らない息子に対し、母親が手紙で綴った内容です。
この息子さんに限らず、小春日和を春の天気だと思っている人は多いですが、正しくは、晩秋から初冬にかけての暖かく穏やかな晴天のこと。
きょうはまさに広く小春日和になっていますが、欧米やロシアではこのような天気のことを、春ではなく、夏で表現しています。
アメリカでは「インディアンの夏」、ドイツでは「お婆ちゃんの夏」、ロシアでは「女の夏」といった感じです。
日本の夏は蒸し暑く、お世辞にも快適とは言えませんが、欧米の夏は比較すると過ごしやすいからです。
画像について:13日午前10時10分の衛星画像。