11月8日に告示された伊佐市長選には、神園勝喜(かつぞの・かつき)氏(70)、橋本欣也(はしもと・きんや)氏(56)、山下和義(やました・かずよし)氏(70)の無所属新人の3名が立候補しました。投開票は11月15日に行われます。
今回は新型コロナウイルス対策、老朽化した市役所の庁舎の建て直し、ブランド米を活用した農業の振興策などが争点と考えられます。
市大口庁舎建設は規模を縮小し、農業などに活用 神園氏
神園氏は旧 菱刈町生まれ、鹿児島県立伊佐農林高等学校卒業。旧 菱刈町に入庁し、合併前の旧 菱刈町長を2期務めました。伊佐市長選は今回で3度目の挑戦となります。NPO法人かごしま特産品販売促進協会理事長を歴任しました。
神園氏は以下の政策を掲げました。
・市大口庁舎の建設を規模縮小の方向で再検討する
・庁舎の規模縮小により削減した予算を農業などに振り分ける
・スピード感のある市政運営を実現する
市民との対話を重視し、子育てや教育支援に力を入れたい 橋本氏
橋本氏は熊本県立矢部高等学校卒業。伊佐市に入庁し、市環境保全係長、大口営林署職員、伊佐地区産業活性化協部長、教育委員会社会教育課長を歴任しました。
橋本氏は以下の政策を掲げました。
・市民との対話で出た意見を政策に反映させる
・子育てや教育支援を軸にした新たな街づくり
三役の給与を削減し、子育てや福祉に活用したい
山下氏は鹿児島県立大口高等学校卒業。伊佐市に入庁し、市総務課長、大口市市民生活課長、市環境整備課長を歴任しました。伊佐市議を2012年から2期務めました。
山下氏は以下の政策を掲げました。
・三役(市長・副市長・教育長)の給与を削減する
・削減した三役の給与を子育てや高齢者施策、新型コロナウイルス対策に充てる