【新型コロナ】横浜の新規感染82人 カラオケ店でクラスター 区別状況も公表

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は13日、10歳未満~90代までの男女82人の感染が新たに確認されたと発表した。80人を超えるのは2日連続。60代男性が中等症で、81人は軽症または無症状。35人の感染経路が不明といい、経路が判明している47人のうち、21人は家庭内感染が疑われている。

 市によると、市内カラオケ店を利用していた70代の男女が新たに感染。同店では既に経営者、客の計4人の陽性が判明しており、市はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。

 その他のクラスター関連では、さいわい鶴見病院(鶴見区)に入院していた90代女性と50代女性看護師の感染を確認。同病院の陽性者数は職員16人、患者26人の計42人となった。

 市内の通所リハビリテーション施設では、利用者の70代女性が感染。施設の陽性者数は職員4人、利用者9人の計13人となった。

 また、市は10日に感染を公表した40代男性について、市内の医療機関が発生届を取り下げたとして同日の感染者数を1減の46人に訂正した。

 市が13日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜更新)。

 ▽鶴見区=434人▽神奈川区=315人▽西区=181人▽中区=300人▽南区=390人▽港南区=276人▽保土ケ谷区=222人▽旭区=236人▽磯子区=175人▽金沢区=179人▽港北区=396人▽緑区=145人▽青葉区=385人▽都筑区=164人▽戸塚区=246人▽栄区=71人▽泉区=127人▽瀬谷区=115人▽市外=226人

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