＜2020年度後期日本卓球リーグ熊本大会 2020年11月11日～11月15日 熊本県立総合体育館＞
13日、2020年度後期日本卓球リーグは大会3日目、男女1部の試合が行われた。また、男女2部では全試合が終了し、1部昇格チームが決まった。
13日男女2部総括
男子2部ではクローバー歯科カスピッズが8勝1敗で1部昇格を決めた。最高殊勲選手賞には、他所属からのレンタルされたゴールド選手としてプレーした田添響が輝いた。
写真：全勝の活躍を見せた田添響/撮影：ラリーズ編集部
混戦となった女子2部では、百十四銀行が3勝0敗3分で1位となり、1部に昇格した。松澤帆乃果（百十四銀行）は、最高殊勲選手賞と新人賞をダブル受賞となった。
13日男女1部総括
写真：成本綾海（中国電力）/撮影：ラリーズ編集部
女子1部では、多彩な戦型を誇る中国電力と、3人の女王を擁するデンソーが3戦3勝で全勝スタート。昭和電工マテリアルズと十六銀行が2勝1敗で後を追う。
写真：全勝でチームを支えた安藤みなみ（十六銀行）/撮影：ラリーズ編集部
男子1部では、東京アート、愛知工業大学、協和キリンが2戦2勝で全勝発進を決めた。対照的にリコー、シチズン時計、日野自動車キングフィッシャーズ、原田鋼業が0勝と苦しいスタートとなった。
写真：吉村和弘（東京アート）/撮影：ラリーズ編集部
14日の男子1部見どころ
14日は、男子1部は3試合が行われる。
写真：吉田海偉（東京アート）/撮影：ラリーズ編集部
男子1部は、全勝中の東京アート、愛知工業大学、協和キリンがどこまで全勝を維持できるかが注目となる。14日の最終試合では、愛知工業大学と協和キリンの直接対決が組まれており、白熱した試合となることが予想される。
写真：木造勇人（愛知工業大学）/撮影：ラリーズ編集部
愛知工業大学は、Tリーグにも参戦する松山祐季、髙見真己（ともにT.T彩たま）、木造勇人（琉球アスティーダ）、田中佑汰（岡山リベッツ）と大学レベルを超えた選手層を有しており、2019年のJTTLファイナル4で優勝し年間王者にも輝いている。
写真：硴塚将人（協和キリン）/撮影：ラリーズ編集部
一方、協和キリンは13日の2試合をマッチカウント4-0と1本も落とさず連勝を決めた。協和キリンは松平賢二、平野友樹の2人に加え、渡辺裕介とルーキーの硴塚将人が起用されている。中でも硴塚は、シチズン時計戦で笠原弘光に、日鉄物流ブレイザーズ戦で藤村友也に勝利し、チームを勢いづけている。主将の松平も負けじと日鉄物流ブレイザーズ戦では、ゴールド選手の田添健汰に勝利しており、仕上がりは十分だ。
写真：松平賢二（協和キリン）/撮影：ラリーズ編集部
大学生の若さが勝つのか実業団が意地を見せるのか。愛知工業大学と協和キリンの試合は必見だ。
14日女子1部見どころ
14日は、女子1部は2試合が行われる。
写真：宋恵佳（中国電力）/撮影：ラリーズ編集部
全勝中の中国電力は、14日の1試合目で十六銀行と対戦する。昨年のJTTLファイナル4決勝で、両チームは対戦しており、十六銀行がマッチカウント3-2で勝利を収め、年間王者に輝いている。その際も5マッチ中フルゲームが4マッチと実力は均衡している。4シングルスで行われる今大会は、どのような結果となるのか目が離せない。
写真：山本怜（十六銀行）/撮影：ラリーズ編集部
同じく全勝中のデンソーは、14日の2試合目で昭和電工マテリアルズと対戦する。2019年後期日本リーグでは、デンソーは昭和電工マテリアルズに苦杯をなめており、リベンジなるか。
写真：田口瑛美子（昭和電工マテリアルズ）/撮影：ラリーズ編集部
デンソーには2019年全日学女王の森田彩音（中央大学→デンソー）、昭和電工マテリアルズには2017年全日学3位の田口瑛美子（筑波大→昭和電工マテリアルズ）とルーキーが加入し、両選手ともに3戦3勝とチームの勝利に大きく貢献している。新しい風を吹き込むルーキーの活躍も注目だ。
写真：森田彩音（デンソー）/撮影：ラリーズ編集部
大会4日目：11月14日
9：00～
東京アート – シチズン時計
協和キリン – 原田鋼業
リコー – 日野自動車キングフィッシャーズ
愛知工業大学 – 日鉄物流ブレイザーズ
11：00～
中国電力 – 十六銀行
デンソー – 愛媛銀行
サンリツ – 広島日野自動車
昭和電工マテリアルズ – エクセディ
13：00～
東京アート – 日鉄物流ブレイザーズ
協和キリン – 日野自動車キングフィッシャーズ
リコー – 原田鋼業
愛知工業大学 – シチズン時計
15：00～
中国電力 – サンリツ
十六銀行 – 広島日野自動車
エクセディ – 愛媛銀行
昭和電工マテリアルズ – デンソー
17：00～
東京アート – リコー
日鉄物流ブレイザーズ – 原田鋼業
シチズン時計 – 日野自動車キングフィッシャーズ
愛知工業大学 – 協和キリン
文：ラリーズ編集部
