まつ毛メークで差をつける Withマスクの最新アイメイク

ワンポイントで差をつける! 秋のランクアップメーク

おしゃれの幅が広がる秋は、新しいメークに挑戦するのにもぴったり。プロのメーキャップアーティストが、最先端のテクニックを伝授します!


【今号のテーマ】基本を忘れがちなまつ毛メーク

メークにあまり時間をかけたくない時でも、まつ毛(アイラッシュ)メークは気合いを入れましょう!特にマスクが必要な今、目の印象が全てを決めます。

よく、頑張ってまつ毛を上げようとして、クルンクルンのCカールを作ってしまう人がいますが、正面から見るとまつ毛が短く見えてしまって逆効果です。ビューラーは目元から上げますが、挟むのはだいたい毛の中間くらいまで。まつ毛全体を一度に全部上げるのではなく、左右に3分割してそれぞれにビューラーを当てると、放射線状にまつ毛が広がって美しく見えますよ。

マスカラ下地は安い物でOKなので、美しく仕上げるために、ぜひ使いましょう。マスカラもそうですが、まつ毛の付け根にしっかり当ててから、毛先の方向に滑らせるように動かすと、液がダマにならずに自然な出来栄えに。一度塗りを心掛けましょう。

乾いたらマスカラを塗ります。こちらは塗る前にティッシュで毛先を少し抑えておくと、付け過ぎ防止になります。マスカラはプチプラブランドで十分使えて、一番人気はメイベリンですね。最後にコームで整えて、完成。コームの形はいろいろありますが、自分が使いやすいと思った物が一番だと思います。

【キーワード解説:コームマスカラを塗った後のまつ毛の流れを整える、ブラシのこと。スクリュータイプ(360度ブラシが付いている)や、一般的なくしの形のものなど、いろいろな種類がある。

●志村さんオススメ●Artist Eyelash Curler by Laura Mercier

ビューラー(カーラー)はシュウ・ウエムラのものが根強く人気だが、実は日本人の目の形よりカーブが効いている。ローラ・メルシエのこちらのビューラーはカーブがなだらかで、日本人の目の形によりしっくりなじむデザインだ($22 / lauramercier.com)

★次号は「メンズ必見のグルーミング」を解説します!

志村天謙(たかのり)さん

横浜市出身。 日本で会社勤務を経て、2012年に来米し、メーキャップアーティストとしてのキャリアをスタート。 「Vogue」「ZARA」などでメーキャップを担当。 Instagram: shimu25

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