シーバスプロに迫れるウェーダー「エントラントチェストウェーダー」はランガン性能バツグン! @17,382円【今週のお買い物】

思いの外気取った手付きになってしまい赤面。

ウェーダーで立ち込む釣りって、揃える装備も多いし選び方もわからないし、なんだか難しい…。確かにその通りかもしれません。それでも、立ち込まないと入れない場所の釣果の良さを聞くたびに気になってしまいますよね。そろそろ新しい世界に踏み込んでみませんか? ハイ、踏み込みます! 的な自腹インプレ企画です。わりと編集者的な事情もアリです。

【Profile】
ルアマガプラス編集部・アズマ
ルアマガ事業局に所属するにも関わらず、釣り知識はどシャローに貧弱な会社きっての雑魚カード。でも釣りは好き。ちっちゃなころから悪ガキで25で不良社員と呼ばれている、時代遅れのおかしなのが好きなオールド・ファッションド・ラバー・ボーイ。写真は三島湖。徳が高いので自在に後光を発することができる。

シーバス「バトル」で「勝つ」ためにはウェーダーが必須なのだ!

綺麗に整地された大都市の河川沿いや港湾部などで手軽に楽しむ…。間違いなくそれはシーバスゲームの大きな魅力です。僕自身、気軽な釣りは大好物であります。小川でやる小物釣りとか、釣り堀の鯉釣りとかね。

テクトロとか自転車釣行とか気分いいですよね。

ただし勝負に生きるプロアングラーたちはそんなアマッタルイことばかり言ってはいられません。そこは生き馬の目を抜く世界。価値ある1尾を目指してどこまでも。人によってはズブズブと干潟を踏み越え、1km以上沖合のポイントでまだ見ぬシーバスを狙うのです。

だからあくまでも釣果を求めたいシーバスアングラーの正装はウェーダー&ゲームベスト。そして、彼らの後ろでトコトコと、ヒヨコのごとく随伴する我々編集者も同じくです。

大木「やべ~急遽ウェーダー必要になった…。自分のはいま修理出してるし、予備として新しいの買うしかないか…」

アズマ「あっそれなら半分出しますよ。次のシーバス24BATTLEの取材で使いますし、その代わりいいの見繕ってください!」

大木「オッケーわかった! 買っとく!」

アズマ(シメシメこれで安くウェーダーが手に入る…)

そう、我々編集者は、私用に加えて取材でもウェーダーを履くんです。そんなわけで、今週のお買い物です。

先日行われた24時間・ポイント無制限のシーバスバトルはこちらから!

軽さ・透湿性・着脱のしやすさを兼ね備えたウェーダー

エントラントチェストウェーダー(RYOBI)

大木パイセンが見繕ってくれたのは、上州屋さんのプライベートブランド・RYOBIから販売している「エントラントチェストウェーダー」です。

サイズはLです。175cmの67kgでおおむねピッタリ。S~3Lまで幅広く展開しています。

大木パイセンは広範な釣り知識を有し、中でもシーバス歴は特に長いお人です。小沼正弥さんの取材に同行してからというもの、毎週末狂ったように「アマゾンペンシル」を投げ倒しているそうです。

エントラントチェストウェーダーも当取材で着用済み。

アズマ「単刀直入に、使ってみてどうでした?」

大木「一番はね、脱ぎ着しやすいのよ。ウェーダーの内張りにも種類はいろいろあって、たとえばメッシュタイプって結構多いんだけど、これは透湿性には優れてるんだけど履きにくいんだよね。そういうのってつま先までメッシュなんだけど途中で突っかかっちゃうわけ」

アズマ「頻繁に車で場所移動したいときとかにわずらわしくないんですね」

大木「で、素材は東レの使ってるから、透湿性自体も十分なの」

使用されている東レの素材とは「エントラントGII」。防水能力に加え、水の中に立ち込んでいるときでもウェーダー内部にこもる湿気を排出してくれます。確かに、暖房の効いた社内で撮影していてもぜんぜん蒸れません。

そしてこの「エントラントGII」、動きやすく、軽い! 秘訣は驚異的な薄さです。防水性と透湿性に加えて、薄さまでを兼ね備えるとは、さすが東レ驚異のメカニズムよ…。

思いの外気取った手付きになってしまい赤面。

ソールは「フェルトピン」タイプ

さまざまな宗派のある「ウェーダーのソール問題」ですが、エントラントチェストウェーダーはフェルトピンタイプ。滑りやすい岩場などにもガッチリと食い込める一方で、踏んだものを傷つけてしまうことも。渡船の甲板とかね。注意します。

ブーツはスマートで水を切りやすく、水中でも歩きやすい形状。
ウェーダー自体が軽くて動きやすいのでヘンなポーズもラクチンだよ!

ウェーダー内部にはポケットあり

ウェーダーのお腹部分をペロンとめくればポケットがあるモデルです。スマホや小物なんかをいれてドラえもん気分。

二重ポケットとして機能するので、万が一にも濡らしたくないものを入れておきたいですね。

地味に非常にありがたい「専用防水袋つき」

アズマ「ところで大木さん。このウェーダー、袋に入ってましたけど、これって一般的なんですか?」

大木「いいところに気がついた! これめちゃめちゃ便利なんだよ。濡れたウェーダーをそのままクルマに載せるのに別でバッカンとかトレーが要るんだけど、このウェーダーは付属の袋の性能がかなり高いからこれに突っ込んじゃえば済むんだよね」

専用の防水袋は非常に生地がしっかりしている。面ファスナーでぴっちり止まるので空気も抜きやすく、かなりコンパクトに収納できる。

大木「しかもPB品だから、いい意味で価格が性能に見合ってない超高コスパなんですわ!」

ウェーダー+ゲームベスト着用イメージ

編集部に置いてあったベストを拝借して着てみるとこんな感じです。

ウェーダーは比較的スマートなタイプですが、中に着込める余裕は十分にあるので、タイツやダウンパンツ、カイロなどを併用すれば厳冬期にも対応できそうです。もちろん透湿だから夏場でも快適ですしね。

もちろんシーバスだけじゃなくて渓流もやりたいし、あと小川でガサガサとかもやってみたし。ウェーダーひとつで拓ける世界は大きいぞ!

大木「いい買い物したと思うよ!」

アズマ「どもです! あざす!(自画自賛…?)」

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