セルヒオ・ラモス、1試合2本のPK失敗はスペイン代表100年で史上初だった

欧州各地で行われているUEFAネーションズリーグ。スペイン代表はスイス戦に1-1で引き分けた。

セルヒオ・ラモスはこの試合でジャンルイージ・ブッフォンを抜いて欧州史上最多代表キャップ数(177)に到達。

だが、2つのPKをいずれも失敗してしまった。それまでは25本連続でPKを決めていたのだが…。

『MisterChip』によれば、スペイン代表が1試合で2本のPKを失敗するのは、100年の歴史上初のことだったそう。

ラモスは2本目ではパネンカ気味のキックを試みたものの、惑わされなかった相手GKヤン・ゾマーにあえなく阻止されてしまった。

PKをキャッチしてニヤリと笑ったゾマー。ブンデスリーガ屈指の守護神として知られる彼だが、これまで代表での公式戦では一度もPKを止めたことがなかったとか。

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ただ、ルイス・エンリケ監督は「もし3本目があったとしても、彼が蹴っていただろう」と述べ、セルジ・ロベルトも「ラモスは生まれながらの勝者だ。心配などない。もしまたPKがあれば、彼が蹴って得点するだろう」と擁護していた。

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