野尻「とにかく自分の力を100%出しきるレースにしたい」【スーパーフォーミュラ第4戦予選トップ3会見】

 2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の公式予選が終了し、ポールポジションを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)、2番手の福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が、3番手の山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がオンライン会見を行い、午後に控えた42周の決勝レースに向けて、意気込みを語った。

野尻智紀(TEAM MUGEN)

予選ポールポジション
Time:1分24秒140

「いろいろと波乱もあり集中力を保つのは難しい状況でしたが、自分たちがやってきたことを信じて……。クルマの方もいいパフォーマンスだったので動じることなく進められたと思います。またQ3に向けてもポールポジションを獲るためにうまく進められたかと思うので、チームには感謝です。ポールポジションという形で結果を残せたのでよかったなと思います」

「(フロントタイヤは)少し暖まりが悪かったので、フロントだけ皮むきをして、という形を取りました」

「すごく有利なポジションですので、まずはスタートを決めて、とにかく自分の力を100%出しきるレースにしたいと思います」

福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

予選2番手
Time:1分24秒155

「昨日のフリー走行も調子が良かったので、今回の予選も自信はありました。ただ、ここ何戦かQ1も通れないような状況が続いていて、自分としては不安な気持ちで予選を迎えたのですけど、クルマのフィーリングはQ1から良くて」

「Q2まで時間が空いたときもちょっと不安でしたが、Q2も無難にまとめて。自分としては結構失敗してる部分もあっての3位でした。Q3も自信はあったのですが、あとちょっと足りず、自分としては悔しいですが、Q1で落ちから脱出して、またフロントロウからスタートできるので良かったと思います」

山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

予選3番手
Time:1分24秒257

「めちゃくちゃ悔しいですが、いい予選ができたなとは思います。昨日トラブルがあってニュータイヤを履けなかったのは個人的にもチームにとっても痛手だったのですが、福住選手が昨日(フリー走行で)トップタイムをマークしてチームとして有益なデータを残してくれました」

「やっぱり速いチームメイトと組めることによって自分が得している部分というのは少なからずあるので、そういったチームの総合力っていうのをこの予選では示すことができたと思います」

「開幕3戦トヨタエンジンを搭載するドライバー、チームに負けてしまっているので、トップ3をホンダで占められたというのはホンダにとっても良かったと思います。決勝もこの形を絶対に維持したいと思いますし、そのなかでも絶対に自分が勝って終わりたいなと思います」

「スーパーGTでは8号車に乗る二人がポールと2番手を獲得しているというのは100号車のドライバーとしては悔しいです。このままこの二人を調子に乗らせるわけにはいかないので(笑)。なので決勝は挽回したいなと思います。非常に楽しみなレースが展開されそうで、早くレースがしたいですね」

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