大人も童心に帰る「おもちゃハウス・こどもと木」池田町の木のぬくもりの中で遊ぼう

まちの92%を森林が占める池田町は、人々の生活に「木」が深く根付いています。
そんな池田町に、親子に大人気の『おもちゃハウス・こどもと木』という施設があります。「おもちゃ」と「こども」と「木」がキーワードのこの施設。
一体どのような場所なのか、実際に行ってみました!

おもちゃハウス・こどもと木とは

おもちゃハウス・こどもと木は、その名の通り、こどもたちが木のぬくもりの中で遊べる場所です。

建物の中に一歩足を踏み入れると、空間全体が木のぬくもりに包まれています。
子供たちが大喜びなのはもちろんですが、大人もワクワク…。

どんな遊び場があるのかご紹介します!

赤ちゃんルーム

こどもと木は子供も大人も、どんな世代の人も一緒に遊べるようになっています。
0〜2歳用の赤ちゃんルームもあるので、赤ちゃんでも安心!

木の香りと柔らかな日差しに包まれた赤ちゃんルームには、池田町のスギで作った座り心地のいいスツールなどもあり、赤ちゃんの成長にもいい影響がありそう。

木の玉プール

池田町の広葉樹で作った6,000個もの木の玉で埋め尽くされた木の玉プール。
横になったり潜ってみたり、子供たちは大はしゃぎ!

大人たちは「足つぼ…」と言って一緒に楽しんでいました(笑)

杉のウッドクライミング

高さ1.5mのクライミングウォールも子供たちの人気エリア。

どこまで登れるか競争してみたり、触っていい色を決めたり、遊び方は無限大!
一番早く上まで登れるのは誰かな?

木のおもちゃもたくさん!

その他にも、木で作られたおもちゃが所狭しと置いてあり、子供たちは思い思いの遊び方で木のぬくもりを感じることができます。

子供だけでなく、一緒になって夢中になっている大人もたくさんいたので、休日は親子でお出かけしてみては?

休憩室、授乳室、こどもトイレが完備され、冬期は薪ストーブのポカポカ広場も登場。
子供とお母さん、お父さんにどこまでも優しい施設なので、親子で安心して遊ぶことができます。

また、木のおもちゃ作りワークショップや森や木について学ぶワークショップも開催されています。

「木とともに生きる」池田町の「木育」とは

池田町は、まちの92%を森林が占めていて、人が住んでいる場所はたったの0.5%ほど。
木や森に囲まれて生きてきた池田町では、森と寄り添う知恵や技をこれからの時代に受け継ぐために、様々な取り組みが行われています。

ウッドファースト

例えば、「ウッドファースト」。
池田町では、1歳の誕生日を迎えた子供たちに、池田町産の木で作った積み木をプレゼントしています。

木のおもちゃは自然界のものなので、子供に無意識に安心感を与え、子供の情緒にいい影響を与えると言われています。
また、長持ちするので、物を大事にする気持ちや遊び方を考える力も備わるなど、子供にとってはいいことばかりなんだとか。

木の机と椅子をプレゼント

さらに小学1年生には、池田町の木工職人さんが作った木の机と椅子をプレゼントするそうです。

このように池田町は「木育」と称して様々な取り組みを行っています。
生まれ育ったまちで共に育まれた自然に触れながら成長できる環境は、とっても貴重ですよね。

入場料は子供200円(0歳は無料)、中学生以上100円と、子供が主役のおもちゃハウス・こどもと木。
子供たちが遊んでいるのを見ていると、大人も一緒になって遊びたくなること間違いなしのワクワク空間です。

また、現在はお隣に『あそびハウス こどもと森』もオープン。
ちょっとお兄さんお姉さんはこちらもぜひ!

池田町が育んだ木のぬくもりを体全体で感じてみませんか?

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