日立、ビル向けのIoTプラットフォーム「BuilMirai」を開発

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日立製作所は、ビル管理の効率化や利用者の快適性向上など新常態(ニューノーマル)で求められるビルの高付加価値化を実現するビル向けのIoTプラットフォーム「BuilMirai(ビルミライ)」を開発し、ビル分野でのLumadaの新ソリューションとして今年中に国内販売を開始する。

ビル向けのIoTプラットフォーム「BuilMirai(ビルミライ)」概要

近年、都心部では大規模なオフィスビル供給の継続により、テナント企業の獲得競争が激化している。また、新型コロナウイルスの感染拡大を契機として、働き方改革が進展している。これらのビルを取り巻く環境の変化にともなって、デジタル技術の活用によりビル内業務の効率化・高度化や、オフィスワーカー(就業者)をはじめとするビル利用者の快適性向上など、ビルの高付加価値化、スマートビルの実現に向けた動きが加速している。

こうした背景のもと、日立では日立ビルシステムとともに今年4月に、建物内の非接触での移動・生活を実現するタッチレスソリューションを体系化し、順次ラインアップを強化しているほか、就業者にスマートフォンアプリで新たな就業・生活体験を提供するサービスプラットフォームをデベロッパー向けに開発するなど、ニューノーマルに対応したビル分野のデジタルソリューションを強化している。

また、日立とマイクロソフトは6月に、製造・ロジスティクス分野向け次世代デジタルソリューション事業に関する戦略的提携に合意。さらに日立が11月4日に開始したパートナー制度「Lumadaアライアンスプログラム」にマイクロソフトが賛同するなど、様々な産業分野での連携を強化している。今回、日立はビル分野で、「Microsoft Azure」や「Microsoft Dynamics 365」などを活用し、Lumadaの新ソリューションとしてビル向けのIoTプラットフォームBuilMiraiを開発した。

BuilMiraiは、昇降機や空調設備などのビル設備の稼働状況を遠隔で統合的に監視、分析できるデベロッパー向けのソリューション。主に大規模ビルを対象とし、複数ビルを横断的に監視、分析することもできる。また、ビル設備のデータに加えて、ビル内のエリアごとの混雑度などの人流データを組み合わせて分析することが可能で、ビル管理の効率化や利用者の快適性の向上、ビルの運営品質の維持・向上を実現する。

日立は今後、Lumadaアライアンスプログラムのもと、日本マイクロソフトとの協創を深化し、ビル分野でのソリューションの開発や海外展開を加速していく。