全国高校ラグビー長崎県大会決勝 長崎北陽台 FW前へ 3連覇

【決勝、長崎北陽台―長崎南山】後半21分、モールでトライを決めて喜ぶ長崎北陽台の選手たち=長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場

 ラグビーの第100回全国高校大会長崎県大会最終日は15日、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場で決勝が行われ、長崎北陽台が長崎南山を36-15で下して、3年連続19度目の全国大会(12月27日~来年1月9日・大阪府東大阪市花園ラグビー場)出場を決めた。
 7年連続同じ顔合わせとなった決勝は、長崎北陽台が3点ビハインドで迎えた前半17分、CTB中濱が左中間にトライ(ゴール)を決めて逆転に成功。その後は30分にラインアウトからFWがモールを押し込み、12-3として折り返すと、後半もFWのモールを起点に4トライ(2ゴール)を加えた。
 長崎南山は前半2分、SO筒口が約50メートルのPGを決めて先制。後半も1分に2点差、7分に4点差まで詰めたが、最後は長崎北陽台の前に出る力に押し切られた。
 第100回大会の本年度は、各都道府県代表に加えて、全国9ブロック代表も本大会に出場できる。九州ブロックは福岡(2校出場)を除く7県の2位校によるトーナメント(11月20~23日・大分)を突破すれば、花園の出場権を得る。長崎南山は20日の1回戦(15時)で大分舞鶴と対戦する。

© 株式会社長崎新聞社