DIYでトイレ小屋を作ってみた【壁編】

DIYでトイレ小屋を作ってみた【壁編】

完成写真

レシピの概要

かかった費用

13000円

所用時間

1日

材料

塗装合板(ドルフィンコート)(6枚)
防水壁紙45cm×10m(2)
コーススレッド(適量)

工具

丸ノコ
ディスクグラインダー
インパクトドライバー
ヘラ

作り方

STEP1

柱がだいたいできたので、壁(外側)に使う材料を仕入れてきました。その材料の名は・・・

STEP2

ドルフィンコートという、片面にウレタン塗装が施された合板です。(なぜドルフィンなのか...わかりませんが...水をはじくから?)この面は耐水性に優れています。黄色いほうがよく見かけますが基礎工事などでセメントを型に流し込んで形成する際に使ったりする板(コンパネ)です。

STEP3

これを壁に使う人はあまりいないかもしれません(※シックハウスを気にされる場合は使わないほうがいいです)が、ツルツルの面がよさげなので使ってみました。柱の位置をマーキングしながらコーススレッドを打っていきます。

STEP4

その前に柱に骨組みを追加して、壁を貼りやすくしました。防虫防腐塗装を2回塗っています。

STEP5

側面の壁は、屋根をナナメに設置しているのでそれに合わせてカットして微調整しながら設置していきます。軒桁の部分も干渉しないように切り込みを入れて合わせます。

STEP6

ツルリとした表面の、黄緑色の壁が完成!非常に目立ちます(笑)でも勿論このままではなく・・・

STEP7

これを取り寄せました。レンガ柄の防水・防湿・防汚の壁紙シート。ネットで10mで2000円くらいなのでそう高くありません。シールタイプなので簡単に張れてお手軽です。

STEP8

これを壁の上からシールみたいに貼り付けていきます。普通は内装などに使うかもしれませんが、シート自体が防水の材質で、シートの繋ぎ目にも防水処理するので外に使えると判断しました。

STEP9

剥離紙を剥がしながら、少しづつ引っ張りながらヘラでしわにならないように貼り付けていきます。

STEP10

幅が45cmなので、1枚貼るとこんなかんじです。下までいったらカットします。上の方に貼ってないのは色分けするためです。

STEP11

シート同士の合わせ目は、まったく同じレンガ柄にはならないですが、目地になっている横方向の絵柄を合わせていくと、違和感はほとんどなくなります。

STEP12

2枚並べて貼ったところです。繋ぎ目の違和感はほとんどないと思います。重なる部分は10~15mmくらいは重なるようにして貼りました。

STEP13

角は1枚のシートを正面の壁に上から下まで貼ってから、もう一方の側面の壁に折り目をつけながら貼っていきました。

STEP14

パッと見でレンガかブロックの壁に見えそうなくらい、良いかんじに貼れてきました。この柄のおかげで多少シワが入っても目立ちません。

STEP15

正面の壁の上側に油性のブラウン塗料を塗って色合いを合わせました。床下と屋根裏も作る予定で高さが出てしまうため、腰高感が出ないよう錯覚するためにツートンにしました。壁紙の量も節約できます。

STEP16

トイレの扉の部分だけ残して、グルリと1周貼っていきます。最初よりも最後のほうが綺麗に貼れています。(上を塗装にしたことで壁紙を斜めに切ったりしなくて済むので効率的です)

STEP17

壁紙を一周分貼って、シートの繋ぎ目はシリコン材で防水処理しておきました。上部もグルリとブラウン塗料で一周全部塗ったらひとまず外側の壁が完成!!

レシピのコツ・ポイント

壁紙シートをは貼っているうちに角度が微妙にズレてくる場合があるので、ゆっくりと真っ直ぐに貼れているか常にチェックしながら貼ると失敗しにくいです。今回の板は外壁で、後から構造用合板で内壁も作って換気する予定なのでホルムアルデヒド対策にもなりますが、コンパネ1枚が室内にむき出しになるのは避けたほうが良いと思います。

やってみた感想

雨が降った後に確認したらしっかり水を弾いていました。初めて見た人が「え!?レンガなの?」と見間違えるくらい?雰囲気のある壁になりました。ツルッとしているので汚れが付くにくいのと泥はねなど付いても拭けばすぐ落ちることが利点です。

レシピを書いた人

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