クレメンス氏が72歳の若さで死去…80年代リバプール黄金期を支えた名GK

リバプールやトッテナム・ホットスパーで活躍したレイ・クレメンス氏が72歳の若さで他界した。

クレメンス氏は1966年にスカンソープ・ユナイテッドでキャリアをスタートさせ、翌年リバプールの監督ビル・シャンクリーの目に留まり18歳でアンフィールドに到着。リバプールの黄金期を支えて665試合に出場し、リーグ5回、ヨーロッパカップ3回、UEFAカップ2回など数多くのタイトルを獲得した。その後1981年にトッテナムに移籍して、アキレス腱の損傷で1988年に引退。イングランド代表のコーチやバーネットの監督を務めた。

晩年は前立腺がんや脳腫瘍を患い、15日に家族に見守られ永い眠りについた。悲報を聞いたユルゲン・クロップ監督は、「リバプールに関わる全ての人の取って悲しい出来事であり、ご家族には私たちの愛を送りたい。偉大なチームを作った偉大な選手を忘れてはならない」とコメント。ケニー・ダルグリッシュ氏もTwitterで、「クレは素晴らしいチームメイトだった。チームに馴染むため手助けしてくれた事は決して忘れないよ。私たちの思いはあなたの家族と共にある」と投稿している。

クレメンス氏が72歳で逝去※写真 Chris Brunskill/Fantasista

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