橋本愛が「あのコの夢を見たんです。」最終話のヒロインに決定

テレビ東京ほかで放送中のドラマ24 第60弾特別企画「あのコの夢を見たんです。」(金曜深夜0:12)で、最終話のヒロインキャストに橋本愛が決定した。

ドラマは、南海キャンディーズ・山里亮太が実在する人気女優、アイドル、モデルたちのイメージから創作した初の短編小説が原作。主人公である山里亮太を仲野太賀が演じ、各話のストーリーには、中条あやみ(第1話)、芳根京子(第2話)、森七菜(第3話)、飯豊まりえ(第4話)、大原櫻子(第5話)、山本舞香(第6話)、大友花恋(第7話)、白石聖(第8話)、鞘師里保(第9話)、池田エライザ(第10話)と、同局深夜ドラマ史上最も華やかなキャストによって、誰も予想できない奇想天外なストーリーが繰り広げられている。

本作のグランドフィナーレを飾る橋本は、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞、第86回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞を受賞と、今やドラマや映画界にかかせない若手実力派女優。映画「桐島、部活やめるってよ」(2012年)、「PARKS パークス」(17年)、「私をくいとめて」(20年12月公開予定)に出演し、ドラマでは連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK)をはじめ、大河ドラマ「西郷どん「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」」(NHK)のほか、「同期のサクラ」(日本テレビ系)、現在放送中の「35歳の少女」(日本テレビ系)など注目作に出演し続けている橋本。21年は大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)への出演も決定しているが、同系のドラマには初出演となる。

橋本は「実は、この原作を購入していて。しかもサイン本(笑)。山里さんの『天才はあきらめた』という書籍も愛読書でして、私も出させてもらえるんだ!という喜びでいっぱいでした。大九(明子)監督が脚本を書いてくださり、原作のヒューマンドラマの部分がもっと膨らんで、おふざけするだけでなく、ちゃんと心温まるストーリーとして確立されていて感激しました。山里さんが書いてくれたセリフのよさが、もっと見てる人に届く強度になって、まさか涙を誘うかもしれないような名シーンになったと思ってます」と原作のファンであることを明かし、出演を喜んでいる。

仲野との共演について「太賀さんは、15歳の時初めて共演して以来、ずっと尊敬している人です。直接言ったことはないけれど(笑)。今回久しぶりにがっつりやれて、最高に楽しかったです。お芝居に対しても作品に対してもずっとピュアな気持ちを持ち続けていて、一挙一動から触れてきたカルチャーがしみ出るような、真の文化人だなあと思います」と語り、「かるーい気持ちで見てもらって、大人のお遊びを楽しんでもらうと同時に、“あら、なんだか自分の過去や普段心にしまっている感情に触れちゃって、不意に感動しちゃった!”みたいになるといいなあと思ってます。たった2日間の撮影でしたが、私にとって忘れられない青春になりました。だからぜひ見てほしいです」とアピールしている。

最終話のタイトルは「リアル?」。学校でいつも孤独な山里の妄想物語では、自分が世界の中心で、決まってヒロインは学園の人気者・愛(橋本)だった。しかし、ある日ノートを開くと、そこには自分の知らない物語の続きが書かれていた。これは現実か? 妄想か? そこには橋本と山里のある共通点があって…。「あのコの夢を見たんです。」の原点が描かれる、衝撃の”始まりの妄想物語“とは!?

11月20日放送・第8話は「嫉妬の向こう側」。才色兼備で部下からの人望も厚く、どんな仕事も完璧にこなす白石(白石)は、すべてが順調に行き過ぎて人生がつまらなく感じていた。そんなある日、白石は常に誰かへ嫉妬して、言葉を吐き出しながらノートにペンを走らせる庶務八課の山里を目撃する。他人への嫉妬を燃料に自分を奮い立たせる山里の生き方に感銘し、白石は山里へ弟子入りを志願。山里と白石の不思議な師弟関係と嫉妬訓練の日々が始まる。

© 株式会社東京ニュース通信社