「公営ギャンブルは害悪」発言を謝罪 横浜市、新劇場検討の委員 

横浜市役所

 横浜市が、新たな劇場整備を検討する委員会合同部会の様子を記録した動画から、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)に関する委員の発言を削除して公開したものの、4日後に削除前の動画と差し替えた問題で、一時発言を削除された藤野一夫委員は16日、「関係者への人権配慮に欠く発言だった」と謝罪した。

 藤野委員は、10月26日の合同部会で「公営ギャンブルは必要悪ではなく、害悪でさえある」などと発言していた。

 16日の合同部会では、市が事実誤認や人権上配慮に欠けるなどの発言があった場合の取り扱い案を提示し、委員らは同意した。

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