大山観光促進にクーポン配布 平日にケーブルカー往復の神奈川県民対象

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配布が始まったクーポン券

 新型コロナウイルス感染症の影響が直撃する市内の飲食店や観光業を支援するため、神奈川県伊勢原市は16日、平日に大山ケーブルカー(大山ケーブル駅-阿夫利神社駅間)の往復乗車券を購入した県民を対象に、市内の飲食店や旅館など計52店で使えるクーポン券を配布する取り組みを始めた。来年2月末まで使える。

 「いせはら乗るたびスマイルキャンペーン」と記されたクーポン券は額面500円で、大人用乗車券1枚購入でクーポン券2枚、小児乗車券1枚購入でクーポン券1枚を配布する。阿夫利神社駅近くに配布場所を設け、身分証明書を提示して必要事項を確認した上で配布する(12月29日~来年1月3日を除く)。市はクーポン券配布のため1600万円を計上。クーポン券はなくなり次第、配布を終了する。

 大山の参道で土産物店兼食堂を営む男性(64)によると、16日午前からクーポン券の利用があった。コロナ禍で今年は売り上げが前年に比べ低迷していると明かし、「クーポン券の効果を実感している。この勢いが続いてほしい。寒さが強まるが、感染対策を十分に講じてお客さまを迎えたい」と話した。

 市も「クーポン券の配布で平日の観光客増加につなげたい」と期待する。問い合わせは、キャンペーン事務局電話050(6865)6666。