「乙巳5条約」捏造115年 朝鮮外務省、日帝の万古の大罪を必ず清算させると強調 

 朝鮮外務省は、日帝が「乙巳5条約」を捏造してから11月17日で115年になることに関連、不法で無効な「乙巳5条約」をでっちあげて朝鮮の国権を奪った日本を非難した。
 17日を4日後に控えた13日、朝鮮外務省は、同省日本研究所ロ・ジョンス研究員の「千秋に許すことができない日帝の朝鮮国権強奪犯罪」と題する文をHP上に載せた。
 ロ・ジョンス研究員はこの文で、「乙巳保護条約」は日本が「朝鮮の外交権を強奪するのに看板として使った犯罪文書」であると指摘、「朝鮮の最高主権者であった皇帝の事前承認も、署名も、玉璽捺印も受けなかっただけでなく、名称さえもない条約とは言えない「条約」を掲げて、日本は外では外交権を奪い内では「統監」政治を実施してわが国を植民地に転落させた」と、この捏造文書の不法性を暴いた。
 また同研究員は、にもかかわらず「日本の当局者は、不法無道の『乙巳5条約』を掲げて朝鮮占領の『合法性』について騒いでいる」と非難、「われわれは、朝鮮人民に対して犯した日本の万古の大罪をいみじんもも容認しないだでなく、千秋万台にかけて怨恨の代価、血の代価を必ず清算させるであろう」と、強調した。
以下は「千秋に許すことができない日帝の朝鮮国権強奪犯罪」の」全文。
 11月17日は、日帝が強盗的な方法で「乙巳5条約」を捏造、公布して朝鮮の国権を強奪したときから115年になる日だ。
 いわゆる「乙巳保護条約」と呼ばれるこの「条約」は、1904年、朝鮮に対する独占的な支配権のために日露戦争を挑発し、わが国を軍事的に占領した日帝が朝鮮の外交権を強奪するのに看板として使った犯罪文書であった。
 日本外務省が朝鮮の対外関係を監督、指揮し、朝鮮政府が日本政府の仲介なしに、いかなる条約も結ばないことなど5つの条項から成っていることから「乙巳5条約」という。
 かつて朝鮮を飲み込む野望を抱いてその実現のために策動していた日帝は、1905年11月17日、歩兵と騎兵、砲兵など膨大な武力を動員して王宮を包囲し強圧的に条約を捏造した。
 朝鮮侵略の元凶伊藤博文は草案を出し条約締結を強制したが、高宗皇帝と大臣たちの頑強な反対にぶつかると、朝鮮政府の大臣たちを一人ずつ指名、尋問し脅威を与え恐喝した末、外部大臣の印章まで盗ん勝手に捺印して「調印」を宣言した。
 日帝が朝鮮を植民地化する「法的根拠」のひとつとした「乙巳5条約」は、国際法上の要求との原則を乱暴に蹂躙しながら一方的に捏造、公布した当初から不法無効な文書であった。
 朝鮮の最高主権者であった皇帝の事前承認も、署名も、玉璽捺印も受けなかっただけでなく、名称さえもない条約とは言えない「条約」を掲げて、日本は外では外交権を奪い内では「統監」政治を実施してわが国を植民地に転落させた。
 にもかかわらず、「乙巳5条約」が捏造されてから一世紀、日本の植民地占領統治が終息されてから75年が超える今日に至っても、日本の当局者は、不法無道の「乙巳5条約」を掲げて朝鮮占領の「合法性」について騒いでいる。
 延々40余年間の植民地統治期間、日本は朝鮮人を100万人も無残に虐殺し、20万人の女性を日本軍性奴隷として蹂躙し、840万人を拉致、連行して奴隷労働を強要し戦場に弾除けとして追いやった。
 朝鮮民族抹殺政策を強行して、われわれの言葉と文字、さらには姓名まで奪おうと策動し、貴重な文化財部と資源を破壊略奪した日帝。
 最も野蛮で、その類例を見ない植民地ファッショ統治でに特大型反人倫的罪を犯した日帝のような侵略者、殺人魔、吸血鬼、略奪者たちを歴史は知らずにいる。
 白昼の強盗のような方法で朝鮮の国権を奪って、わが人民に植民地奴隷の苦い運命を強要した日本の罪の歴史はいくら歳月が流れても、絶対に消し去ることができない。
 われわれは、朝鮮人民に対して犯した日本の万古の大罪をいみじんも容認しないだでなく、千秋万台にかけて怨恨の代価、血の代価を必ず清算させるであろう。(朝鮮民主主義人民共和国外務省 日本の研究所研究員 ロ・ジョンス)

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