【ソッカー(男子)】最後までゴールが遠く無得点で敗戦 第17節 Vs順大

前節、試合終了間際に追いつかれ勝ち点3を逃した慶大はなんとしても後期リーグ初勝利をあげるべく、順大と対戦した。相手の攻撃に対してはGK田原智司(環4・静岡学園)と守備陣が体を張って得点を与えない。お互いが粘り強く守る中、70分、相手のカウンターからのシュートを防ぎきれず、先制点を献上する。相手ゴールに迫ろうとするもあと一歩のところで得点を奪うことができず、そのまま0-1で敗戦。善戦するも、勝ち点を得ることはできなかった。

前半は立ち上がりから相手がボールを支配する展開が続くも、今節、中盤での起用となった松岡瑠夢(総4・FC東京ユース) を筆頭とした素早い寄せでプレスをかけ、前線にはボールを供給させない。すると、慶大は23分、相手陣内に攻め込むと相手GKがクリアをし損ねたところをFWの古川紘平(政2・学習院)が収めてシュートを放つもゴールを奪うことはできない。

相手ミスからチャンスが生まれた

27分には、古川が左サイドを駆け上がるとコーナーに近い位置で倒されFKを獲得するもゴールには結びつかない。さらに、35分、中盤でのパスカットから古川から橋本健人(総3・横浜FCユース)とつなぎ、最後は中盤の勝俣昂亮(商4・清水東)にわたりチャンスを迎えるも、相手ゴールを脅かすシュートを放つことはできない。前半終了間際40分のピンチでは、田原が横っ跳びでセーブし、ゴールを死守する。田原やDF陣を中心に相手に決定機は作らせないものの、攻撃陣は得点を奪うことができず、スコアレスで前半を折り返す。

ドリブルで駆け上がる松岡

さらに81分、橋本に代わって入った川野太壱(政2・横浜FCユース)のシュートを松岡が触るもゴール上へと逸れる。慶大は最後まで諦めずに攻め続けチャンスを作るも相手を崩し切ることが出来ずに時間切れ。0-1とまたあと一歩のところで勝ち点を奪うことができなかった。

最後まで相手守備に跳ね返された

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