長崎県高校新人大会は14~16日、各地で7競技が行われ、相撲団体の諫早農は長崎鶴洋との一騎打ちを3-0で制して、V5を達成した。主将の木下は「まだ通過点。ここからが本番」と目標の九州優勝と全国4強以上に向けて、前だけを見据えた。
個人無差別級も頂点に立った身長182センチ、体重138キロの先鋒木下をはじめ、131キロの中堅濵崎、125キロの大将小森と大型3人をそろえるチーム。その力強さを発揮して、長崎鶴洋戦は突き出し、押し出し、突き出しで相手を土俵外へ追いやった。
それでも、木下が「全国にはもっと大きい選手がいるし、筋力も自分たちは下の方」と謙遜するように、現状に満足する選手はいない。石山監督も「安定した力はある。全国や九州でもそれなりのところを狙えるかもしれないが、コロナ禍で練習がマンネリ化してきている。これから刺激を求めていきたい」と意気込んでいた。
長崎県高校新人大会 相撲団体 諫早農がV5
- Published
- 2020/11/17 13:31 (JST)
- Updated
- 2020/11/17 13:50 (JST)
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