DeNA・三浦大輔監督が誕生、背番号は81 「チームをしっかり引っ張って…」

現役時代の「18」から「81」に変更されたユニホームを着て、ポーズをとる横浜DeNAの三浦大輔新監督=17日、横浜市内のホテル(代表撮影)

 プロ野球の横浜DeNAベイスターズは17日、新監督にOBで2軍監督の三浦大輔氏(46)が就任すると正式発表した。同日、横浜市内のホテルで記者会見を行い、三浦新監督は「目指すのは優勝だけ。ファンと一緒に感動し、喜びたい」と抱負を語った。2年契約で、背番号は現役時代から慣れ親しんだ「18」から「81」に変更する。

 球団生え抜きの投手出身監督は1975、76年に指揮を執った秋山登氏以来45年ぶり。ディー・エヌ・エー(DeNA)が球団を保有して10年目となる来季、スター選手だった三浦氏をトップに据え、23年ぶりのセ・リーグ制覇へ再出発する。「1軍、2軍に関係なく一つのチームとして結束して1年間戦っていきたい」と力を込めた。

 三浦氏は92年に奈良・高田商高からドラフト6位で横浜大洋に入団。プロ25年で通算172勝をマークし、エースとして活躍した。2016年に現役引退後、17年から2年間、球団のスペシャルアドバイザーとして海外の野球などを視察し知見を広げた。19年に1軍の投手コーチに就任。今年は2軍監督を務め、シーズン最終盤まで優勝争いを繰り広げる手腕を発揮した。

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