長崎県採用 氷河期世代3人合格 短大・高卒程度は計41人

 長崎県人事委員会は16日、就職氷河期世代を対象に初めて実施した県職員採用試験の最終合格者3人を発表した。一般事務2人、教育事務1人を募集し、それぞれ59人、29人が受験。競争倍率は29.5倍、29.0倍だった。
 本年度の県職員採用試験(短大・高卒程度)の合格者も発表。計271人が受験し、短大卒業程度は4人、高卒程度は37人が合格した。
 短大卒業程度の募集は学校栄養職員のみで、競争倍率は6.8倍。高卒程度の職種別の合格者数と倍率は▽一般事務20人(5.7倍)▽教育事務4人(11.0倍)▽警察事務2人(32.0倍)▽林業2人(1.0倍)▽農業土木2人(1.5倍)▽土木7人(2.4倍)。
 結果は受験生へ文書で通知。受験番号は県庁玄関エントランスホールに掲示し、県人事委員会のホームページでも公表している。

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