暗闇を視覚障害者が案内するダイアログインザダーク ニューノーマルなクリスマスに合わせた新プログラム

日本初プログラム「ダイアログ・イン・ザ・ライト~晴れところにより暗闇~」を 11月21日(土)から開催

2020年11月18日
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
https://djs.dialogue.or.jp/

【メディア向け体験会開催】 真っ暗闇を視覚障害者が案内する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」をニューノーマルなクリスマスに合わせてアレンジ「ダイアログ・イン・ザ・ライト~晴れところにより暗闇~」11月21日(土)から開催

コロナ禍での「しずかなおしゃべり」と「マスクからはみ出る笑顔」を体感する「ダイアログ・イン・サイレンス」は、クリスマスバージョンとしてバージョンアップ!

ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京港区・代表 志村季世恵)が主催するダイアログ・ミュージアム「対話の森」は、11月21日(土)より「ダイアログ・イン・ザ・ライト~晴れところにより暗闇」を開始します。

新型コロナウイルス感染拡大以降、視覚障害者の案内の下、真っ暗闇を探検する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、会場内に一筋の光を灯し「ダイアログ・イン・ザ・ライト」として展開しています。新型コロナウイルスが社会に与えた痛みはいくつもありますが、人と人とのリアルな関わりが減ったことによる問題は解決することなく拡大しています。そこで私たちは、人と人との関わりに焦点を当て、安全を担保しながら、キーコンセプトであった「ダーク=暗闇」にあえて光を取り入れ、参加者と視覚障害者のアテンドとの対話の場をメインテーマに開催しています。
今回の「晴れところにより暗闇」は、今夏世界初開催となった「ダイアログ・イン・ザ・ライト」と、従来の「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の暗闇を織り交ぜ構成。新しい日常を模索する私たちを第三波が襲う中、前に進むことを選択した日本に、今だからこそ必要なエンターテイメントをお届けします。クリスマス仕様にした暗闇の中には、安全に楽しむことのできる特別な仕掛けと、明るいところでは、美しい光の中での対話が皆さまをお迎えします。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を超える新たなソーシャルエンターテイメントです。

一方、静けさの中で聴覚障害者とともに表情やボディーランゲージだけでコミュニケーションを楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」はクリスマスバージョンにて、12月1日(火)より開催します。マスク着用が当たり前となり、学校給食やランチでも声でのおしゃべりを控えざるを得ないコロナ禍では、声をかけあうこともできません。しかし私たちは、コミュニケーションを諦めない方法を知っています。マスクの中でサボってしまいがちな表情も忘れることなく「マスクからはみ出る笑顔」とボディーランゲージを使い「しずかなおしゃべり」を楽しんでほしいと願っています。
また、萩生田文部科学大臣も体験・視察され「 子供たちが、初めての体験であるにもかかわらず、ジェスチャーなどを用いて、いきいきと、積極的にプログラムに参加していたのが印象的でした。 」とのお声もいただきました。
普段から音声言語を使わずコミュニケーションを楽しむ聴覚障害者こそ、コロナ禍を生きるプロフェッショナル。彼らの案内の下、ニューノーマルならではのコミュニケーションのヒントを体感できるプログラムです。

ダイアログ・イン・ザ・ライトができるまで FILMED BY SHIORI ITO
サイレンスの様子 1サイレンスの様子 2
■■■■プログラム詳細■■■■__

ダイアログ・イン・ザ・ライト「晴れところにより暗闇」__チケット発売:2020年11月18日(水)
開催期間:2020年11月21日(土)~暗闇ができるまで
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/did-ticket/
ダイアログ・イン・サイレンス クリスマスバージョン
チケット発売:2020年11月18日(水)
開催期間:2020年12月1日(火)~12月25日(金)
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/dis-ticket/
開催場所:複合施設「アトレ竹芝」内シアター棟1階(東京都港区海岸1-10-45)
営業時間:11時~21時 ※事前予約制
体験料金:大人3500円、中高生・学生2500円、小学生1500円
予約WEBサイト:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/

【ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DIALOGUE IN THE DARK)とは】100%の真っ暗闇の中で、見ること以外の感覚を使い、驚きに満ちた発見をしていくエンターテイメント。体験を案内するのは、普段から目をつかわない視覚障害者のアテンドです。視覚以外の感覚を広げ、新しい感性を使い、チームとなった方々と様々なシーンを体験します。1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界50か国以上、800万人を超える人が体験。日本では1999年に初開催し、これまで23万人以上が体験。コロナウイルス感染拡大防止のため、東京・神宮外苑「内なる美、ととのう暗闇。」は休業中、大阪「対話ある家」は7月再開(チケット発売中)。
法人・団体向けワークショップHP:https://biz.dialogue.or.jp/
【ダイアログ・イン・サイレンス(DIALOGUE IN SILENCE)とは】音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテインメント。体験を案内するのは、音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンドです。参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着。静寂の中で、集中力、観察力、表現力を高め、解放感のある自由を体験します。そしてボディーランゲージなど、音や声を出さず、互いにコミュニケーションをとる方法を発見していきます。たとえ母国語の異なる人であっても、想像以上の交流が深まります。1998年にドイツで開催されて以降、フランス、イスラエル、メキシコ、トルコ、中国でも開催。これまで世界で100万人以上が体験しています。日本では2017年に初開催し、2019年までに3回開催、約1万人が体験しました。