まちを照らす希望の大輪 燕三条JCが花火打ち上げ

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地域を盛り上げようと打ち上げられた「燕三条花火」=三条市上須頃

 新型コロナウイルスの影響に負けないよう地域を元気づけるため、新潟県の燕三条青年会議所(JC)は、花火大会「燕三条花火」を開催した。3密を避けるため、打ち上げ場所は非公表だったが、夜空に咲いた光の大輪が、近くを通った市民らの目を楽しませた。

 同JCはウイルス禍により、夏まつりや花火大会が軒並み中止となった県央地域を励まそうと花火大会を企画した。クラウドファンディングや街頭での募金活動などを通じ、約330万円を集めた。当初は10分程度の予定だったが、資金集めも順調に進んだため、30分間に延長した。

 14日午後7時、三条市上須頃の水田で、スターマインなど約80発の花火が色鮮やかに打ち上げられた。水田近くの道路には、たまたま通った人や、音を聞き家の外に出てきた人らが集まり、晩秋の空を歓声とともに見上げた。

 家族5人で花火を見ていた同市の大崎学園3年の女子児童(9)は「ちょっと寒いけれど、花火が近くてきれい」と喜んだ。

 同JCの知野学理事長は「たくさんの市民が、まちのためにと協力してくれた。その思いが、花火という形で地域を照らしてくれた」と感謝した。