白熱ボッチャ 佐世保全勝V 長崎県特支学校大会

目標のボールを目がけて、ボールを投げる選手=諫早特別支援学校

 第4回木谷隆行杯長崎県特別支援学校ボッチャ大会がこのほど、諫早市真崎町の県立諫早特別支援学校であり、諫早、諫早東、佐世保の3校4チームが真剣勝負を繰り広げた。総当たり戦で全勝した佐世保が優勝した。
 ボッチャは赤と青のボールを投げ、目標のボールまでの近さを競う競技。リオデジャネイロ・パラリンピックのボッチャ混合団体の銀メダリスト、木谷隆行さん(大分県在住)が諫早東出身にちなみ、県特別支援学校校長会が毎年開催。
 新型コロナウイルスの影響で来場できなかった木谷さんは、オンラインで選手を激励。各チームはボールを転がしたり投げたりして、目標のボールに近づくと、歓声や拍手で喜び合った。佐世保特支中学部1年の山口響さん(13)は「みんなで最後まで力を合わせて戦った」と話した。
 出場選手の中から県代表を選び、来年3月の全国大会(東京)に出場する予定。

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