教育のICT化が推進される中、子どもたちにオンラインでの授業を体験してもらおうと、大村青年会議所は15日、身近な物を使って防災グッズを作るイベントをビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を通じて開催した。
同市では年度内をめどに市内すべての小中学校で1人1台のタブレット端末を整備する「市GIGAスクール構想」が進められている。イベントは、こうした新しい教育方法に触れ、学校生活に役立ててもらおうと企画。市内の小学5、6年生計16人が自宅からオンラインで参加した。
会議所のメンバーは市コミュニティセンター(幸町)の会議室に機材を設置し、ツナ缶のランプや新聞紙のスリッパ、ごみ袋のかっぱなど、災害時に役立つグッズの製作法を紹介。カメラのアングルやネット接続の確認などに追われながらも、笑顔で子どもたちとやりとりしていた。
企画を担当した同会議所次世代育成委員会の土井崇資委員長は「Zoomでのイベント開催は自分たちも初めての経験だったが、子どもたちが楽しそうで良かった」と話した。
大村市内小学生 オンライン授業体験 身近な物が防災グッズに! 青年会議所主催
- Published
- 2020/11/18 15:50 (JST)
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