精子バンク、医師関与7割

学会禁止も医療現場で容認

©一般社団法人共同通信社

 デンマークの精子バンク運営企業「クリオス・インターナショナル」が日本に相談窓口を置いた昨年2月以降、精子を購入した日本人約150人のうち約7割が、同社と協力関係にある国内の医療機関で体外受精や人工授精を受けたことが18日、同社への取材で分かった。

 日本産科婦人科学会(日産婦)は会告で、精子の営利目的提供への関与を会員医師に禁じているが、一部で商業的精子バンクを容認している実態が浮かんだ。同社の日本事業責任者、伊藤ひろみさんは「国内で精子提供者(ドナー)確保が難しい中、不妊治療に有効だと理解を示す医療機関が増えている」と話した。