「オストメイト」について高校で講演【佐賀県】

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がんなどを患い、人工の肛門やぼうこうを使用している人を「オストメイト」と言います。23年前にオストメイトになった男性が神埼市の高校で講演し、理解を呼びかけました。

中嶋巧さん:「これは腸なんです。腸をここから出しているんです」

この講演はがん患者への理解を深めてもらおうと県が企画したもので、介護や福祉などを学ぶ神埼清明高校の2年生約20人が参加しました。講演したのは日本オストミー協会佐賀県支部の中嶋巧さんで、1997年に直腸がんの手術をした中嶋さんは、肛門とぼうこうが人工のオストメイトです。

講演ではオストメイトが専用の袋に排せつ物を一時的にためて、多目的トイレで洗浄する仕組みなどが説明され、「トイレの使用時間が長い」とトラブルになるケースがあると現状を説明しました。

参加した生徒:「私たち福祉を学んでいるので(オストメイトの)援助をきちんとした方が良いのかなと感じました」

中嶋巧さん:「(オストメイトには)もっともっと幸せに活動したいという気持ちの方がいっぱいいる。県民の皆さんに(現状を)知っていただきたいなと」

日本オストミー協会によりますと、今年3月時点で県内には約1370人のオストメイトがいるということです。