愛知・岡崎、「一律5万円」否決

市長の公約、事業見直しへ

©一般社団法人共同通信社

市議会の閉会後、報道陣の取材に応じる中根康浩愛知県岡崎市長=18日午後

 愛知県岡崎市議会は18日の本会議で、10月の市長選で初当選した中根康浩市長が公約に掲げた、新型コロナウイルス対策として全市民に一律5万円を給付する補正予算案を賛成少数で否決した。給付案は、市の貯金に当たる基金を取り崩す内容で、市議会の主要会派が財政悪化を懸念して反対に回った。中根氏は否決後、事業を見直す考えを表明した。

 市長選では、告示直前に新人の中根氏が一律5万円給付を打ち出し、主要政党が推薦する現職を大差で破った経緯がある。同市では実現性が不透明な公約を掲げる手法に疑問の声が上がっていた。