紅葉に日傘 長崎県内7地点 最も遅い夏日

紅葉した樹木の下を、日傘を差して歩く市民=18日午前11時49分、長崎市宝町

 長崎県内は18日、高気圧に覆われ、松浦で26.4度を観測するなど7地点で25度以上の夏日となった。長崎地方気象台によると、各地点で夏日を観測したのは、いずれも統計を開始して以来最も遅い。
 夏日となったのは他に▽佐世保25.7度▽南島原市口之津25.7度▽島原25.6度▽大村25.3度▽西海市大瀬戸25.2度▽平戸25.0度-。松浦と平戸は11月の観測史上最高気温を記録した。
 長崎市内では、公園の樹木が赤や黄色に色づく中、「暑いですからね」とマスクを外し、日傘を差す市民の姿が見られた。
 県内では17日も長崎で25.2度を観測するなど3カ所で夏日となっていた。同気象台によると、19日は湿った空気や前線の影響により曇りや雨になる見通し。

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