卵子・精子凍結費用の補助検討

若いがん患者不妊対策、厚労省

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 厚生労働省は19日、不妊治療の支援拡充の一環として、がんを患う子どもや若者が治療後に子どもを持てるよう、卵子や精子を凍結し保存する費用の補助の検討に入った。50万円以上かかることもあり、収入など経済面の事情に左右されない配慮をする。有識者の意見を聞いた上で、2021年度の実施を目指す。

 がん治療を受けると抗がん剤や放射線が原因で生殖機能が下がり、妊娠が難しくなる場合がある。凍結保存に対しては公的医療保険が適用されず、現在は全額自己負担となっている。厚労省はがん以外にも、治療が生殖機能に影響する恐れがある疾患を対象としたい考え。