太田莉菜、謎の殺し屋役で「ルパンの娘」に登場。見事なナイフさばきで魅せる

太田莉菜が、フジテレビ系連続ドラマ「ルパンの娘」(木曜午後10:00)の10月26日、12月3日放送の第7・8話にゲスト出演することが分かった。

本作は、作家・横関大氏の同名小説を原作に、昨年7月クールに放送された深田恭子主演の「ルパンの娘」の続編。前作は、泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華(深田)と、それを追う刑事・桜庭和馬(瀬戸康史)との許されない恋を描きつつ、周囲で巻き起こる事件をアクション満載で解決して好評を博した。今作では、前作のラストで遂に結ばれた華と和馬と家族のその後を描いている。また、深田ら前作のキャストに加え、橋本環奈、松尾諭、我修院達也、伊吹吾郎が新加入している。

太田が演じるのは、和馬と名探偵一家の娘・北条美雲(橋本)が追う殺人事件の犯人と目される、殺し屋・ナターシャ。シスターの衣装を身にまとい、見事なナイフさばきを見せる殺し屋という以外は、すべてがベールに包まれた謎の存在だ。

そんなナターシャと行動を共にする大柄な男を演じるのは岡元次郎。岡元は「仮面ライダーBLACK」(テレビ朝日系)以降、多くの「仮面ライダー」シリーズで主人公のスーツアクターを演じてきたアクション俳優だ。レギュラー出演の瀬戸、藤岡弘、はもちろん、前作の「ルパンの娘」では高岩成二や浜田晃、今作でも新納慎也など、「ルパンの娘」には「仮面ライダー」シリーズにゆかりのある面々が出演しており、今回の岡元のゲスト出演にも大きな期待がかかる。

太田は役柄について「撮影前の情報としては、殺し屋で、ほとんどセリフがないということだけだったんです。そこで、台本を読んだら、本当で…。7話に関してはセリフが一つもなく、8話も1行だけでした(笑)」と明かす。さらに「7話、8話と要所要所に出てくるんですが、ずっと謎で、一体何者なのかが、さっぱり分かりません。私自身台本を読んでいても、彼女が誰で、どこからやって来たのかなどは、全く分からないです。ただキーパーソンになるんだと思いますが、これはまだ言えないことですね(笑)」と謎めいた表情を見せる。

ナイフを使う殺し屋という設定だが「ナターシャのナイフの使い方に関しては、回すことがメインになっているので、とにかく手になじませることを大事にしていて、収録が始まってからは、ずっとナイフと生活をともにしている感じです。でも、外で回しているわけにはいかないので、家の中で練習しているのですが…。家の中でも、家族や猫がいるとできないんです。ナイフが手から離れて、振り飛ばしたりしてしまうこともあるので、家の中でも1人で練習しています。少しずつですが、上達はしていますよ」と、熱のこもった役作りを報告している。

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