きょう19日（木）は、東北や東・西日本で時季外れの高温となった。東京都心は正午過ぎに24.9℃を観測し、もう少しで夏日の基準まで気温が上がった。東京は比較的、湿度が高い条件も重なり、本来の11月後半とは大きく異なる空気感となっている。 日本の上空に暖かい空気が流れ込み、ここ数日気温の高い状態が続いているが、19日（木）は日照がある東北や東・西日本で一段と暖かくなった。 午後1時40分までの最高気温は、大分県日田市や島根県浜田市で27.9℃、松山市27.6℃、金沢市27.1℃、富山市26.3℃など。また、岩手県岩泉町小本で26.0℃を観測するなど、東北でもこの時季としては記録的に気温が高くなった所がある。
あす20日（金）も気温が高めで、東京都心は24℃くらいまで上がる見込み。関東の内陸や西日本の太平洋側は、引き続き25℃以上の夏日となる所がありそうだ。ただ、日本海側を中心に気温が下がり始めて、連休中にはこの時季本来の風の冷たさが戻る地域が多い見通し。
