「泣く子はいねぇが」仲野太賀 クランクアップで佐藤快磨監督と熱い抱擁 熱い思いと監督への信頼感あふれる映像公開

11月20日公開の映画「泣く子はいねぇが」から、仲野太賀さんのクランクアップの様子が動画で公開された。5年ぶりのタッグとなった佐藤快磨監督との熱い抱擁や、作品への思いを語る様子などが収められている。

最後のシーンの撮影を終えた仲野さんは、スタッフや協力してくれた男鹿のみなさんからの暖かい拍手の中、5年ぶり2度目のタッグとなる佐藤監督と熱い抱擁。そして、「スタッフの皆様、男鹿の皆様、佐藤監督を応援する会の皆様、本当にありがとうございました」と、スタッフや男鹿のみなさんへの感謝を述べた。そして「以前佐藤監督と⼀緒に中編の作品を撮っていて、その時から監督は『次はナマハゲの映画がやりたい』とずっと言っていて、実現すればいいなと思っていたところ、数年後にこのお話をいただき、さらに数年後、実際にやれると聞いて・・・今があります」と、これまでを噛み締めながら振り返った。

そして佐藤監督との撮影現場を振り返りながら、「昔の佐藤監督は、どこか頼りなくて、話が長くて、演出が細かくて、という印象でした(笑)。数年ぶりに再会して、本当に話が長くて、演出が細かくて(笑)。ただ、とっても頼りになりました!」と語り、笑いを交えながらも、再び佐藤監督とともに作り上げた作品の手ごたえと、監督への信頼感を感じさせる姿を見せている。

「泣く子はいねぇが」は、親になることからも大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いたオリジナル作品。本作が劇場デビュー作となる佐藤快磨さんが、秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”“人としての道徳”というテーマを見出し、監督のみならず脚本・編集も手掛けている。また、佐藤監督の才能に惚れ込んだという是枝裕和監督が企画として参加している。9月に行われたサン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)では、最優秀撮影賞を受賞した。

泣く子はいねぇが
11 月20 日(金) より新宿ピカデリー他全国ロードショー
配給:バンダイナムコアーツ/スターサンズ
©2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

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