中国西部の重慶両江新区がオンラインとオフラインの両方で世界的人材を募集

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【重慶(中国)2020年11月19日新華社=共同通信JBN】11月21-22日、Chongqing Talents Conference 2020(2020年重慶人材会議)が中国西部の重慶両江新区で開催される。政治、ビジネス、科学と技術、教育、医学と保健、金融界から国内外の重量級ゲストがこのイベントに参加する。3万人を超える国内外のハイエンドの人材、大学卒業生、プロジェクトチーム代表者などの人材がオンラインで参加し、開発計画を話し合い、協力の機会を共有する。

両江新区は恒久的な開催地として、また会議の主要主催者の1つとして、内陸部開放と重慶スマートシティー建設を推進している。Liangjiang Collaborative Innovation Zone(両江協力イノベーションゾーン)、Lijia Smart Park(リジア・スマートパーク)、Yuelai International Exhibition City(悦来国際展示シティー)、Liangjiang Digital Economic Industrial Park(両江デジタル経済産業パーク)など多くのイノベーションプラットフォームが脚光を浴びつつある。今年の第1-3四半期に同地区のGDPは6.7%増加し、産業付加価値は12.1%増え、実際の外資利用額は21億米ドルに達し、投資誘致の契約額は1000億元を超えた。中国共産党両江新区委員会のTao Shixiang副書記はChongqing Talents Conference 2020の最初の記者会見で、これらの指標は同地区が世界的および国家的投資が盛んな土地、起業家精神の肥沃な土地、幸せな生活のための土地となりつつあることを示していると語った。

人材を採用するため、両江新区は昨年11月、人材の力を活用して同地区の高品質開発を促進するためのガイドラインを発行した。高水準の人材、教育人材、保健人材、高スキル人材の紹介とトレーニングのための4つのサポートポリシー文書と、健全な人材政策システムを形成するための10本の関連論文が公表された。10本の論文は、学者や専門家から職人に至るまで人材に便宜を図るための方針を完全に網羅している。高水準の人材とプロジェクトチームは最大3000万元の助成金を受け取ることができ、一流の科学者とチームは最大1億元を受け取ることができ、企業によって認められた学士号以上の優秀な卒業生も1万元の再定住助成金を享受することができる。

今年5月、同新区で人材、イノベーション、起業家精神に向けた重要なキャリアーである「Liangjiang Yingcai Hub(両江英才ハブ)」というオフラインプラットフォームが正式に活動を開始した。同プラットフォームは政府が主導し、企業が参加し、共同で運営されている。ワンストップサービス、人材紹介・教育、イノベーション・起業家精神のインキュベーションを統合しているため、人材は、業務を処理し、発展を求め、懸念に対処するための便利なアクセスを享受することができる。

今後2年間に、両江新区の自動車、電子情報、ハイエンド機器、生物医学などの主要産業で人材への需要は9万人を超えるだろう。Tao副書記は記者会見で、重慶に内陸オープンポータルとスマートシティーを構築するために、両江新区はこれまで以上に熱心に人材求めるだろうと語った。同新区は、バラ色の未来を共有するために両江新区で彼らの知恵をプールするために世界中から人材を引き付ける磁場であり続けるだろう。

詳細はhttp://www.liangjiang.gov.cn 参照。

ソース:Chongqing Liangjiang New Area Administration Committee