[Alexandros]川上洋平がドラマ初出演! 沢村一樹と有田哲平の3人で菅野美穂の“彼氏候補”に

沢村一樹、[Alexandros]の川上洋平、くりいむしちゅーの有田哲平が、2021年1月にスタートする日本テレビ系連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

本作は、2018年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」以来の連ドラとなる北川悦吏子氏が脚本を手掛けるラブストーリー。“恋愛小説の女王”と呼ばれたシングルマザーの恋愛小説家・水無瀬碧(菅野美穂)とその娘・空(浜辺美波)が、「私たち、恋をしよう!」と決意。恋から遠ざかってきた少女のような天然母と、しっかり者のオタク娘の“トモダチ母娘”の、エキサイティングな恋物語を描き出す。空の彼氏候補・入野光役で岡田健史も出演する。

今回発表された3人は、碧の彼氏候補として出演。沢村は、碧の幼なじみで下町商店街の鯛焼き屋「おだや」の息子・ゴンちゃん役を演じる。20代の頃、「俺はこんな商店街で終わるような男じゃない」と実家を捨て、長い間放浪の旅に出ていた。旅先のフランスでパティシエ修業をしていたとか、外国人女性と結婚していたとか、どこまでが本当でどこまでがうそか分からない経歴を持っている。5年前に帰国し、店を継いで先代の父と一緒に働いている。碧と空は、昔から「おだや」に入り浸っていることもあり、ゴンちゃんは家族のような存在。シングルマザーの碧とは独身同士で、会えば加齢の悩みを語り合う、ときめきのかけらもない関係だったが、果たして…!?

沢村は「大都会のど真ん中、巨大な商業ビルや最高級のタワーマンションが立ち並ぶエリアを横目に、たくましく生き延びる商店街を支える老舗の鯛焼き屋の店主として、老若男女、さまざまな人々が行き交う街で暮らしてきたからこそのバイタリティーと人としての温もりで、この冬、皆さんの心を温めたいと思います」と意気込む。

そして、ドラマ初出演となる、ロックバンド・[Alexandros]のボーカルである川上が演じるのは、碧の担当編集者・橘漱石。雰囲気イケメンで、女性の作家を担当させられることが多い。クールなルックスとは裏腹に、仕事に対しては熱く、作家としてスランプを感じている碧を献身的に支える。時々ボソッと酷いことを言い、それが碧に刺さりまくるというキャラクターだ。

「北川悦吏子さんからお手紙をいただきまして。その手紙が本当にすてきで、思わず訪れたことのない場所へと旅したくなりました」とドラマ初挑戦のきっかけを語る川上。「いろいろと不慣れなこともありますが、それを越えてとにかく楽しみです。いただいた役を一所懸命、丁寧に演じ全うしたいと思います。よろしくお願いします」と前向きなコメント。

さらに、有田は、漱石も勤める出版社「散英社」の編集長・小西を演じる。芸能界にも精通していて、イケイケ。碧を見いだした人物であり、その付き合いは長い。売り上げが見込める作家に新作を書かせるためなら、どんなことでもやる。出世願望が強く、強い者にはこびへつらい、部下への当たりはきついが、どこか憎めない小市民という役柄だ。

「僕は『芸能界きっての“カンナー”』と言われるくらい菅野美穂さんのファンでした」と菅野との共演を喜ぶ有田は、「お互い結婚もして現実の世界ではもう無理ですが、フィクションの中では、もしかしたら僕と菅野さんがお付き合いできるチャンスが巡ってくるのでは…ということで、3人、彼氏候補がいらっしゃるのであれば、ぜひその中から僕が勝ち取りたいと思います!(笑)」と張り切っている。

小田玲奈プロデューサーは「先日、娘(浜辺美波さん)の彼氏候補(岡田健史さん)の発表をさせていただきましたが、このドラマの見どころは、娘が恋をするのと同時に『母も恋をする』ということです。菅野美穂さん演じるシングルマザーの久々の恋のお相手候補には、なんだか恐れ多い、豪華過ぎるキャストが集まりました。ベテラン俳優、テレビドラマ初出演歌手、一流お笑い芸人…このキャストで盛り上がらないわけありません。視聴者の皆さんそれぞれの“推し”を、母娘の恋のお相手候補から見つけていただければと思います」と語っている。

© 株式会社東京ニュース通信社