入社式、入学式中止で苦戦 コナカ、赤字が過去最大に

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 紳士服大手のコナカ(横浜市戸塚区)が19日発表した2020年9月期連結決算は、純損益が129億4800万円の赤字(前期は53億4400万円の赤字)だった。過去最大の赤字で、新型コロナウイルス感染拡大の影響に加えて、サマンサタバサジャパンリミテッドの連結子会社化に伴った投資損失の計上が響いた。

 売上高は478億4200万円(前年同期比21.2%減)、営業損益は49億3800万円の赤字(前期は7300万円の黒字)だった。

 緊急事態宣言解除後も都市部を中心とした外出自粛要請の影響で、下期(4~9月)の来店客数は前年比42.7%減と大幅に減少した。

 7月に子会社化したサマンサタバサジャパンリミテッドの業績に基づき、投資損失25億3200万円を営業外費用に計上した。

 21年9月期の連結業績予想は売上高を791億4700万円(前期比65.4%増)、営業利益を5億3900万円、純利益を1億3600万円と見込む。

 同社の担当者は「今年は新型コロナウイルスの影響で入学式や入社式の大半が中止となり、フレッシャーズ商戦が非常に厳しい結果となった。来期はある程度回復するのではと期待している」と話した。