JR横浜線の運転士が居眠り 鴨居駅で70メートル、オーバーラン

JR横浜線

 19日午後6時ごろ、JR横浜線鴨居駅(横浜市緑区)で、横浜線八王子発東神奈川行きの上り普通電車が停止位置から約70メートル先で停車した。30代の男性運転士が一時的に居眠りし、ブレーキをかけそびれたという。

 JR東日本横浜支社によると、退行すると近くの踏切が誤作動する恐れがあるため、電車は停止位置を直さずに小机駅まで運転した。鴨居駅で降車予定だった乗客約70人は、小机駅で下り電車を案内した。けが人はいなかった。

 影響で上下線4本が最大8分遅れ、約3000人に影響した。運転士の健康状態に問題はなく、「眠気を感じ、一時的に居眠りしてしまった」と話しているという。

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