
市役所内で発生している新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)で、土浦市は19日、市職員の感染者が新たに2人確認され、県の未発表分を含め計20人になったと発表した。市は同日、市役所本庁舎と教育委員会の全職員を対象としたPCR検査を本格的に始めた。
新たに感染が分かったのは、3階フロアの男性職員と、感染者が増えている4階フロアの男性職員。
3階の男性は、今月6日に同市桜町の飲食店で会食した男性職員6人(いずれも陽性)の1人と、同日午前にゴルフをしていた。症状はない。16〜18日は通常勤務し、18日に検査をして陽性が判明した。
ゴルフは職員3人が参加し、うち2人が陽性となった。男性は、会食した6人が所属する課とは別の課に所属している。市はこの課の全職員を検査対象にした上で、部課長を除き自宅待機とした。
職員のPCR検査は、18日に部課長と市議の計70人に実施。19日は397人が受け、20日は133人が受ける予定。実施総数は781人になる見込み。