高島の大麻栽培 主犯格の男に有罪 長崎地裁判決

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 長崎市高島で大麻を栽培したなどとして大麻取締法違反の罪に問われた同市銅座町、自営業の男性被告(35)に対し、長崎地裁(潮海二郎裁判官)は19日、懲役2年6月、執行猶予3年(求刑懲役3年)を言い渡した。
 判決文によると、男性被告は男2人と共謀し、高島にある建物で大麻草25株を、同市末石町の建物でも別の男らと共謀して大麻草24株を栽培した。さらに、銅座町の店舗で大麻約39.23グラムを所持した。公判で男性被告は4年前に病気を患い、治療に大麻が有効という情報を得たため頻繁に使用するようになったと供述していた。
 潮海裁判官は「(男性被告は)共犯者らを栽培に誘って犯行に引き入れるなど、主導的な立場にいた」と指摘。所持に至った動機については「特に考慮すべき事情とはいえない」としつつ、反省の態度を示していることなどを考慮したとした。
 一方、男性被告らと共謀して大麻を栽培したとして同法違反の罪に問われた同市大浜町、作業員の男性被告(27)に対し、同地裁(堀田佐紀裁判官)は同日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。