男子学生を4人で殴る蹴る 集団暴行の疑いで少年ら逮捕 沖縄・与那原署

 与那原署は18日、共謀の上で、沖縄県西原町の男子学生(16)に殴る蹴るなどの暴行を加え、顔や膝に全治日数不詳のけがを負わせたとして、傷害容疑で少年4人を逮捕した。

 逮捕されたのは無職の少年(16)=八重瀬町、とび職の少年(17)=南城市、塗装工の少年(16)=与那原町、とび職の少年(17)=那覇市=の4人。塗装工の少年と、那覇市のとび職少年は「横で見ていただけ」などと容疑を否認しているが、他の2人は容疑を認めている。

 逮捕容疑は18日午後8時10分ごろ、与那原町の屋外競技施設で男子学生に殴る蹴るなどの暴行を加え、けがを負わせた疑い。

 同署によると、少年4人は人目につかない場所で暴行を加えた。逮捕された4人は知人同士で、被害少年と面識があったという。バイクの売買を巡るトラブルがあったとみられ、同署が詳しく調べている。

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