長崎バスユニオン訴訟 会社側に慰謝料命令 福岡高裁

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 長崎自動車(長崎市)の労働組合の一つ、長崎バスユニオンの組合員4人が懲戒処分の無効確認などを求めた訴訟で、福岡高裁(山之内紀行裁判長)は19日、懲戒処分を無効とした一審判決を支持し、会社側に慰謝料計20万円などの支払いを命じた。
 判決文などによると、4人は威圧的な言動をしたなどとして出勤停止と転勤を命じられた。4人は処分の無効確認などを求めて長崎地裁に提訴。同地裁は今年3月、懲戒処分を無効とし、出勤停止分の未払い賃金を支払うよう命じた。会社側が控訴していた。
 同高裁は判決で、未払い賃金の支払いなどに加え、1人当たり5万円の慰謝料の支払いなどを命じた。
 原告らは県庁で会見。同労組の嵩靖文執行委員長は「会社は判決を真摯(しんし)に受け止め、責任を明確化してほしい」と訴えた。
 同社は取材に「対応を今後検討する」としている。