Sen Morimoto新作アルバムよりスクランブル交差点を舞台にした「DAYTIME BUT DARKER」MV公開　

シカゴを拠点に活躍するマルチインストゥルメンタリスト・シンガーソングライターのSen Morimotoが、10月23日（金）にリリースしたセルフタイトルアルバム『Sen Morimoto』より「DAYTIME BUT DARKER」のミュージックビデオを公開した。

この作品は実兄であり、京都在住のフィルムメーカー・Yuya Morimotoが制作。2019年に行われた自身初のジャパンツアー中に訪れたハロウィン当日の渋谷と、2020年のハロウィンに再びYuya Morimotoが同じ場所を撮影したものを重ねることで、この1年での大きな変化を垣間見ることができるミュージック・ビデオとなっている。

Morimoto兄弟はこのMVで、レンズを通して渋谷のハロウィンから今なお広がっている世界の割れ目を表現している。

なお、新作のセルフタイトルアルバムは各種ストリーミング配信サービスで配信されているので、是非こちらも合わせてチェックしてみてほしい。

アルバム配信 リンク## MV コメント

Sen Morimoto

2019年のジャパンツアーが終わった後で少し疲労していたけど、渋谷のハロウィンの噂を聞いていたので、いてもたってもいられず撮影に繰り出した。喧騒の中、ゴミ袋を片付けるといったアクションを1テイクで撮影したものを見返した時に何かが欠けていると思い、これまで公開はしてこなかった。

そして1年が経った頃、僕とYuyaがデータを見返していて1年後のハロウィンで同じ場所を撮影するアイディアを思いついた。2つの映像を重ねた時、「都会でゴミを片付ける」という小さなアクションを通じて、たった1年で世界がどれだけ変化したのかという縮図のように感じた。そうしてでき上がったのがこの作品なんだ。

Sen Morimotoについて

VICE

セン・モリモトのセルフタイトルLPは、最高のプレイリストリストになる。…彼が今までに影響を受けてきたジャズやヒップホップ、エクスペリメンタルと言った音楽ルーツを1つのフューチャリスティックでエキサイティングなものへと見事にブレンドしている

TEEN VOGUE

サクサクとしていて柔らかくて、曲と共に浮遊してしまうかのよう

Pitchfork

無限の可能性を秘めている