【新型コロナ】横浜市、相談窓口強化へ 12月から24時間対応

横浜市役所

 横浜市は20日、新型コロナウイルス感染症の相談窓口を強化すると発表した。冬に入り風邪などの症状を訴える人が増え、相談件数の増加が予想されることから、コールセンターと帰国者・接触者相談センターを一元化。12月から現在の40回線を50回線にし、土曜・日曜・祝日を含め24時間相談を受け付ける。来年1月には80回線に倍増させる。

 12月1日からの名称は「新型コロナウイルス感染症コールセンター(帰国者・接触者相談センター)」。現在のコールセンターの電話番号=電話045(550)5530=を引き続き使い、「濃厚接触者になったかもしれない」といった相談のほか、倦怠感(けんたいかん)や味覚・嗅覚障害などの症状があるが、かかりつけ医がいないなどの相談に応じる。

 市は、発熱・せき・のどの痛みがある場合は「県発熱等診療予約センター」=電話045(285)1015=に連絡するよう呼び掛けている。

 11月20日の定例会見で、林文子市長は「市民の不安を少しでも軽減し、適切な医療機関への受診を勧めるよう努める」と述べた。

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