今週末、見頃を迎える紅葉スポットまとめ【2020年11月20日〜】

もうすっかり紅葉の季節。赤や黄色に染まる樹々は、私たちの心をいつも癒やしてくれます。全国各地には美しい紅葉の絶景がありますが、せっかくなら見頃の時期に訪れたいもの。TABIZINEでは「今週末見頃を迎える紅葉スポット」を連載でお届けします。日本の秋の美しさを、たっぷりご堪能ください。

大興善寺

関東

長瀞<埼玉県秩父郡>

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埼玉県の名勝地「長瀞」。舟で下る川下りから、モミジ、クヌギ、ナラなどの美しい紅葉が見られます。500mにわたって続く岩石群の岩畳は国指定名勝および天然記念物に指定。

長瀞

住所:埼玉県秩父郡

入場料:舟下り乗船代1,800円〜(コースにより異なる)

公式サイト:長瀞町観光協会公式サイト | 埼玉の観光良地 nagatoro

https://www.nagatoro.gr.jp

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袋田の滝<茨城県久慈郡大子町>

茨城の観光名所といえば、あなたも「袋田(ふくろだ)の滝」と思い浮かべたかもしれませんね。日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」は、高さ120メートル、幅73メートルの大きさを誇ります。 四段の岩肌を流れる水は、白糸のように美しくなめらか。滝の周りを紅葉が囲むさまは、秋の妖精が舞い降りたかのようです。

袋田の滝

住所:茨城県久慈郡大子町大字袋田3-19

入場料:トンネル利用料:大人300円

公式サイト:大子町観光協会 袋田の滝

http://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page001474.html

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中部

兼六園<石川県金沢市>

兼六園 ライトアップ

写真提供:金沢市

水戸偕楽園(かいらくえん)、岡山後楽園(こうらくえん)と並ぶ日本三名園の一つ、文化財指定庭園・特別名勝「兼六園(けんろくえん)」。金沢市の中心地に位置する金沢の顔であり、加賀百万石の文化を映す、歴史的文化遺産。歴代加賀藩主が愛した大名庭園でした。紅葉はモミジ類約340本、桜約420本、ケヤキ約60本などが紅葉し、金沢らしい品の良い庭園に彩りを添えます。

兼六園

住所:石川県金沢市兼六町1

紅葉ライトアップ:「金沢城・兼六園ライトアップ秋の段」

2020年11月7日(土)~29日(日)17:30~20:45

入園料:大人320円

公式サイト:兼六園

http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/index.html

もみじの赤い絨毯 鶴仙渓<石川県加賀市山中温泉>

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山中温泉にある、北陸随一の渓谷美を誇る「鶴仙渓(かくせんけい)」。こおろぎ橋より黒谷橋に至る約1.3キロの渓谷には、遊歩道が整備され、橋めぐりや小さな滝を楽しむことができます。川のせせらぎの音を耳にしながら、真っ赤なもみじの絨毯を進みましょう。

鶴仙渓

住所:石川県加賀市山中温泉下谷町152

公式サイト:KAGA旅・まちネット

http://www.tabimati.net/midokoro/detail_kanko.php?p=3974&&

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寸又峡 夢の吊橋<静岡県榛原郡川根本町>

寸又峡 夢の吊り橋

写真提供:静岡県観光協会

青い水をたたえるダム湖にかかる「夢の吊橋」。元々は静岡県榛原郡川根本町の大間ダム湖上に、村人や林業に従事する人が行き来するために架けられたもの。夢のように美しい湖面は、天気や光の加減によりエメラルドグリーンやコバルトブルーに色を変えます。全長90m、高さ8mある吊り橋は進むほどに揺れますが、橋の真ん中で恋愛成就を願えば叶えられるそうなので、勇気を出して渡ってみましょう。夢の架け橋の先には、素晴らしい紅葉が待っています。

寸又峡 夢の吊橋

住所:静岡県榛原郡川根本町犬間 夢の吊橋

紅葉祭り:奥大井もみじ祭り 2020年度は中止

https://www.at-s.com/event/article/festival/114026.html

公式サイト:寸又峡 夢の吊橋 http://yumeno-tsuribashi.com

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近畿

大阪城公園<大阪市中央区>

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大阪の中央に位置する、総面積105.6ヘクタールの広大な「大阪城公園」。大阪のランドマークである大阪城天守閣をはじめ、甲子園球場26個分に相当する広さに多数の史跡や伝承地が点在。天守閣前の推定樹齢約300年の大イチョウ、イチョウ並木、ケヤキ、モミジなどが鮮やかに色づきます。公園内は無料なので、園内をのんびり散策するのも良いでしょう。

大阪城公園

住所:大阪府大阪市中央区大阪城1

入場料:公園内無料

天守閣 大人600円 西の丸庭園 大人200円

公式サイト:大阪城公園 https://osakacastlepark.jp

勝尾寺<大阪府箕面市>

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727年に創建、十一面千手観音を本尊とする「勝尾寺(かつおじ)」。「勝運の寺」「勝ちダルマの寺」として知られ、全国から勝運を祈る大勢の参拝者が集まります。紅葉の名所でもあり、約26万平方メートルもの境内をもみじが赤く彩る様は見事。勝の字にインパクトのある「勝守」や、だるま付きの「勝運目出しダルマ守」など、ぜひ一緒に求めて帰りたいものです。11月の土・日・祝日に行われるライトアップも人気。

勝尾寺

住所:大阪府箕面市大字粟生間谷2914−1

ライトアップ:11月の土・日・祝日のみ日没から19:30まで

入山料:大人400円

公式サイト:勝尾寺 http://www.katsuo-ji-temple.or.jp

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永観堂 禅林寺<京都市左京区>

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千年以上も昔の古今和歌集にも「もみじの永観堂(えいかんどう)」と謳われる、京都屈指の名所。日本の紅葉名所ランキングで第1位だったことも多く、毎年多くの見物客で賑わいます。約3000本のイロハモミジやオオモミジが池泉回遊式庭園を彩り、ゴージャス。ライトアップも美しいですが、夜間は冷えますので、防寒対策を怠りなく。御本尊は、肩越しに振り返る「みかえり阿弥陀」さま。

永観堂

住所:京都府京都市左京区永観堂町48

寺宝展:2020年11月7日(土)~2020年12月6日(日)

ライトアップ:2020年11月7日(土)~2020年12月6日(日)

拝観料:秋の寺宝展開催中大人 1,000円 ライトアップ 大人600円

公式サイト:永観堂 禅林寺 http://www.eikando.or.jp

清水寺<京都市東山区>

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京都を代表する寺院といえば、やはり「清水寺」をおいて他にはないでしょう。「清水の舞台」として名高い本堂から見下ろす紅葉の海は、清水寺ならではの絶景。また、清水寺のライトアップを筆者は見たことがありますが、赤の幻想の世界に連れて行かれたよう。燃え上がるような紅葉のライトアップを見た高揚感は今でも忘れがたく、生涯忘れられない絶景で必見。

清水寺

住所:京都府京都市東山区清水294

ライトアップ:2020年11月18日〜11月30日 (21:00 受付終了)

拝観料:大人400円 ライトアップ 大人400円

公式サイト:音羽山 清水寺 https://www.kiyomizudera.or.jp

毘沙門堂<京都市山科区>

(C)7maru / Shutterstock.com

山科の憧れの紅葉スポット。参道の石段は、美しい敷もみじで埋め尽くされ、夢のような錦秋へ私達を誘います。ただただ、ため息の出る絶景ですね。美しい敷もみじが見たいのなら、旅行客が踏み荒らす前の早朝が良いでしょう。しっとりと雨に濡れ、もみじが参道に張り付く雨の日も良いそうです。

毘沙門堂

住所:京都府京都市山科区安朱稲荷山町18

紅葉祭り:2020年度は中止

拝観料:境内無料、殿舎500円

公式サイト:毘沙門堂 http://www.bishamon.or.jp

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保津峡 川下り<京都府亀岡市保津町>

風情のある紅葉を楽しむなら、「保津峡(ほづきょう)の川下り」に乗ってみたいですね。亀岡から京都・嵐山までの保津川沿いの紅葉を楽しみながら、約16kmの渓流を2時間かけて舟で下るもの。平安時代の姫になった気分でおっとりと舟が進むかと思いきや、急流では水飛沫が上がりスリルを楽しめます。頭上をトロッコ列車が通る場合もありますよ。

保津峡川下り

住所:京都府亀岡市保津町下中島2

入場料:大人4,100円

公式サイト:京都亀岡 保津川下り https://www.hozugawakudari.jp/

光明寺<京都府長岡京市粟生>

京都で有名な紅葉の名所「光明寺(こうみょうじ)」。2009年「そうだ京都。行こう」のCMに使用された、薬医門を中心とする「もみじ参道」は、ため息が出るほどフォトジェニック。紅葉の最盛時には、500本ものもみじが、あなたを華やかな錦秋の世界に迷わせます。

光明寺

住所:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1

「紅葉の特別入山」

期間:2020年11月14日(土)~12月6日(日)9:00~16:00(受付終了)

拝観料:500円

公式サイト:京都 総本山 光明寺 http://www.komyo-ji.or.jp

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東福寺<京都市東山区>

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1236年創建の仏教寺院。奈良における最大の寺院である東大寺と比べ,奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようと「東」と「福」の字を取り、「東福寺」としたそうです。

境内を東西に横切るように「洗玉澗(せんぎょくかん)」という渓谷があり、紅葉シーズンにはカエデが燃えるように色づく京都屈指の紅葉スポット。通天橋から見る眺めは「茜色の雲海」と讃えられ、赤い波に溺れてしまいそうなほど(紅葉期間中は混雑時には、通天橋・臥雲橋での写真撮影が禁止となる場合もあります)。境内にある約2000本ものカエデが、東福寺を茜色に染め上げるさまは圧巻。

東福寺

住所:京都府京都市東山区本町15-778

もみじまつり:2020年度は中止

秋季拝観料(11月10日〜11月30日):通天橋・開山堂1,000円 本坊庭園500円

公式サイト:臨済宗大本山 東福寺 http://www.tofukuji.jp

醍醐寺<京都市伏見区>

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天暦5年(951)に完成、京都府最古の木造建造物である五重塔(国宝)がある「醍醐寺」。平成6年12月に世界文化遺産に登録されている、千年以上の歴史を持つお寺です。豊臣秀吉ゆかりの寺であり、もみじが美しい三宝院庭園は豊臣秀吉が自ら設計したもの。豊臣秀吉は秋の「醍醐のモミジ狩り」を楽しみにしていましたが、見ることなくその年の夏に62歳の生涯を閉じました。

醍醐寺

住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22

ライトアップ:2020年11月13日(金)〜12月6日(日)18:00~20:50(20:10受付終了)

拝観料:通常期 大人1,000円(三宝院・伽藍)、大人500円(霊宝館)、夜間拝観1,000円

公式サイト:世界遺産 醍醐寺 https://www.daigoji.or.jp

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圓光寺<京都市左京区>

千手観世音坐像をご本尊とした「圓光寺」は、明治以降尼寺の修行道場でした。現在は尼寺ではありませんが、繊細な美しさを感じる寺ですね。禅における修行を10段階に表した「十牛の庭」には、美しい音を奏でる「水琴窟」や洛北最古の「庭池栖龍池(せいりゅうち)」があります。赤い毛氈越しに見る庭園の紅葉は、いかにも京都らしい風情が。

圓光寺

住所:京都府京都市左京区一乗寺小谷町13

「秋の紅葉特別拝観」2020年11月15日(日)~12月10日(木) ※事前予約制

拝観料:大人1,000円

公式サイト:瑞巌山 圓光寺 https://www.enkouji.jp

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【全国紅葉の絶景】華麗な秋の幕が開く、京都洛北の紅葉人気スポット

奈良公園<奈良市>

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世界遺産の東大寺、興福寺、春日大社をはじめ、国立博物館、正倉院等々を包した広大な「奈良公園」。奈良公園といえば、鹿が思い浮かびますね。奈良と鹿の縁は深く、春日大社に祀られている神様(武甕槌命)が白い鹿に乗ってやってきたという伝説があり、万葉集(750年)に実際に鹿がいたことが書かれているそうです。

奈良公園

住所:奈良県奈良市春日野町

入場料:無料

公式サイト:奈良公園 http://nara-park.com

談山神社<奈良県桜井市>

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大化の改新発祥の地で、藤原鎌足公を祀る「談山神社」。645年5月に国家改新の密談を交わしたことから、「談い(かたらい)山」と呼ばれ、神社名の由来になったと言われています。境内は桜と紅葉の名所として知られ、秋は約3,000本のカエデが染まり、重要文化財の十三重塔を赤く包み込みます。

談山神社

住所:奈良県桜井市大字多武峰319

ライトアップ:2020年11月13日(金)~11月29日(日)日没から20:00まで(入山受付19:30まで・建物拝観20:00まで)

拝観料:大人600円

公式サイト:談山神社 http://www.tanzan.or.jp

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神戸市立森林植物園<神戸市北区>

写真提供:一般財団法人神戸観光局

六甲山地の一角総面積142.6haの広大な敷地に、自然生態を生かした約1,200種の樹木中心の「神戸市立森林植物園」。10月下旬から38種3,000本のモミジが順に色づき、特に長谷池周辺のウリハダカエデやイロハモミジ、神戸・シアトル姉妹都市提携15周年を記念して造られた「シアトルの森」のモミジバフウが人気。

神戸市立森林植物園

住所:兵庫県神戸市北区山田町上谷上長尾1-2

「紅葉のライトアップ」

開催期間:11月3日(火・祝)〜11月30日(月)

点灯時間:平日16:30~18:30、土日祝16:30~19:30(入園は閉園時間の30分前まで)

入場料:大人300円

https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/admin/wp-content/uploads/2020/10/2020%E3%80%80もみじ散策チラシ入稿.pdf

公式サイト:神戸市立森林植物園 http://www.kobe-park.or.jp/shinrin/

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中国

八重滝<島根県雲南市>

写真提供:一般社団法人 雲南市観光協会

龍頭が滝とともに「日本の滝百選」に認定されている「八重滝」。約1.5kmにわたって変化に富んだ8つの滝(下流より猿飛滝、滝尻滝、紅葉滝、河鹿滝、姥滝、姫滝、八塩滝、八汐滝)があり、渓流沿いの紅葉が赤く染まります。滝巡りは往復1時間くらいで散策に良いですが、足元が悪いのとクマが出没するので注意。

八重滝

住所:島根県雲南市掛合町入間

入場料:無料

公式サイト:八重滝 うんなん旅ネット https://www.unnan-kankou.jp/yaedaki/

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大寧寺<山口県長門市>

1410年(応永17年)創建、かつては「西の高野」と呼ばれた曹洞宗の名刹「大寧寺(たいねじ)」。イロハモミジ、イチョウなど約300本が彩る紅葉の寺としても有名で、山口県内で人気のスポット。夜間ライトアップあり。山口の戦国大名大内義隆氏の終焉の地。

大寧寺

住所:山口県長門市深川湯本1074-1

ライトアップ:2020年11月22日(金)~12月8日(日)17:30~22:30

関連サイト:大寧寺 ながと観光ナビ https://nanavi.jp/sightseeing/taineiji/

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四国

寒霞渓<香川県小豆郡小豆島町>

小豆島の中央に位置する「寒霞渓(かんかけい)」は、約1300万年前の火山活動による、200万年の歳月が創造した渓谷。日本三大渓谷美のひとつで、小豆島が誇る景勝地です。イロハカエデ、ヤマモミジ、アカシデ、イワシデなど50種類を超える紅葉が、切り立った渓谷をカラフルに彩ります。ロープウェーに乗れば、空、瀬戸内海、紅葉の渓谷を一度に臨む贅沢な景色を満喫。ロープウェイ山頂駅前フードコートでは、鮮やかな紅葉色をしたもみじサイダーがありますよ。映画「僕とママの黄色い自転車」、「八日目の蝉」、「魔女の宅急便」のロケ地にもなりました。

寒霞渓

住所:香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168

入場料:無料 寒霞渓ロープウェイ 片道1,050円 往復1,890円

公式サイト:国立公園寒霞渓 http://www.kankakei.co.jp

金刀比羅宮<香川県仲多度郡琴平町>

古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれている、海の神様「金刀比羅宮(ことひらぐう)」。江戸時代は伊勢参りと共に、一生に一度は参拝したいと庶民の憧れでした。現在では年間400万人もの人が、訪れるといわれます。本宮まで785段、奥社までの合計は1368段にも及ぶ参道の長い石段は有名ですね。境内全域で約800本の紅葉樹があり、紅葉の名所として知られます。紅葉の見どころは表参道ではなく裏参道で、人通りも多くなく、ゆっくりと紅葉に浸ることができます。

金刀比羅宮

住所:香川県仲多度郡琴平町892−1

公式サイト:金刀比羅宮 http://www.konpira.or.jp

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【全国紅葉の絶景】歳月で育まれた景勝地、香川県の紅葉人気スポット

西山興隆寺<愛媛県西条市丹原町>

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「もみじの西山興隆寺」と呼ばれる、愛媛県のもみじの名所。「四国別格二十霊場めぐり」の第10番目の札所で、本堂など多くの重要有形文化財を所有。見事な彫刻のある山門は必見。境内は山の中腹に位置し,ボリュームのある石段を上り下りする必要があります。

西山興隆寺

住所:愛媛県西条市丹原町古田甲1657

公式サイト:西山興隆寺 西条市

https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kanko/hanadayori-kouyou.html

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【全国紅葉の絶景】エメラルドグリーンの清流と紅葉のコントラスト、愛媛県の紅葉人気スポット

べふ峡<高知県香美市物部町>

剣山国定公園のエリア内にある、物部川の源流部に広がる美しい渓谷「べふ峡」。山一面がカエデ類、ケヤキの紅葉に染まる秋の美しさは見事。紅葉時期には地元の「べふ保勝会」が運営する「もみじ茶屋」が開店。そば粉100%でつくる「べふ峡名物もみじそば」は昭和29年より作り続けているロングセラー。

べふ峡

住所:高知県香美市物部町別府

入場料:無料

公式サイト:べふ峡 香美市公式ホームページ

https://www.city.kami.lg.jp/map/befukyo.html

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九州

大興善寺<佐賀県三養基郡基山町>

大興善寺

1300年の歴史を刻む福岡・佐賀県境の古刹「大興善寺」は、5万株のツツジが咲く「つつじ寺」として知られますが、晩秋の紅葉も見事。大興善寺契園(ちぎりえん)は、福岡県筑紫野市と佐賀県基山町にまたがる契山(ちぎりやま)ふもと(基山町側)にある山林植物園。山沿いにある広大な敷地には遊歩道が施され、山肌を彩る紅葉を眺めながら散策できます。山頂での神様の婚儀が名前の由来とされる「契山(ちぎりやま)」は、「恋人の聖地」に選定。

大興善寺

住所:佐賀県三養基郡基山町大字園部3628

ライトアップ:2020年度は中止

拝観料:大人600円

公式サイト:大興善寺 https://daikouzenji.com

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【全国紅葉の絶景】想いが紅葉を色づかせる、佐賀県の紅葉人気スポット

注意:記事掲載の情報は、2020年11月20日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

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