新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で20日、新たに10歳未満～90代の男女208人の感染が確認された。うち113人が感染経路不明という。1日当たりの感染者数としては、過去最多となった18日の226人に次ぐ多さで、3日連続で200人を超えた。
横浜市では、戸塚共立リハビリテーション病院（同市泉区）に入院する70代男性が感染。既に理学療法士ら4人の陽性が確認されており、市は新たなクラスター（感染者集団）が発生したとみている。
クラスターが起きている昭和大学藤が丘病院（同市青葉区）の20代女性看護師が陽性と判明。同病院の感染者数は職員20人、患者24人の計44人となった。
同市在住の県環境農政局に所属する50代の女性職員も感染が判明。職務で県民と接する機会はなく、同僚職員にも濃厚接触者はいなかった。
川崎市では、市井田こども文化センターに勤務する臨時職員の70代女性の感染が判明。市立高津高校に通う10代の男子生徒も陽性となった。同校は20日から濃厚接触者が特定されるまで、臨時休校とした。
相模原市では、東芝林間病院（同市南区）の40代女性職員が感染。同病院で接触の可能性のある34人を検査し、全員が陰性だった。
市内の中学校に通う女子生徒の感染も判明。校内で約40人が検査を受けている。
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在日米海軍横須賀基地司令部は20日、同基地で新たに関係者8人の感染を確認したと発表した。在日米海軍厚木基地（大和、綾瀬市）でも基地関係者2人の感染が新たに確認された。
