太田家住宅見世蔵など国の有形文化財へ

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国の文化審議会は20日、佐野市の太田家住宅に関連する7つの建造物を国の有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申しました。

佐野市中心部に位置する太田家は江戸時代から呉服太物商を営んできました。

今回答申された「見世蔵及び主屋」は深く大きく張り出した立派な軒が特徴で「出桁造り(だしげたづくり)」と呼ばれています。

主屋は2階建てで2つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状の屋根「切妻造・桟瓦葺(きりづまづくり・さんがわらぶき)」です。

この主屋の西に中蔵、西蔵、また敷地の東南に南蔵が立ち、いずれも土蔵造りの2階建てで、蔵の上部、鉢巻きの部分まで漆喰で塗りこめられています。

一方、出入口の上、まぐさの上に一対の獅子の彫刻が乗る特徴的な門がある石塀は重厚な見世蔵とともに市の中心部の通り沿いの景観を作り上げています。

今回の答申で建造物としての県内の国の有形文化財は258件となります。