東西南北

©Nikkey Shimbun

 20日は「黒人の意識高揚の日」で、通常ならサンパウロ市も休日だ。でも今年はコロナ禍対策として、5月に休日を前倒しし3連休の「フェリアドン」を実施したため、今回は休日ではない。だが、それで黒人を祝うことをしないのかというと、そうではない。現地紙やサイトがこの日にもっとも紙面を割いて報じたのは、黒人に関する統計などで、この日に対するメディアの意識の高さをうかがわせた。サンパウロ市でもこの日、建築家としても有名な18世紀の黒人奴隷ジョアキン・ピント・デ・オリヴェイラ(テバス)の銅像建立を祝う行事が行われた。コーヴァス市政が17万1千レアルをかけて作った銅像は12月5日に一般公開される。
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 19日の雨は17、18日ほど激しくはなかったサンパウロ市だが、ベラ・ヴィスタ区の道路ではパウリスタ大通りへの出口に近い部分で倒木が起き、車を直撃。これにより、車内にいた87歳の女性が負傷した上、パウリスタ大通りも一部、通行不能となった。前日までの雨で木の根本が弱っていたか。予報では、今週の雨と寒さが一瞬緩み、今日は温暖な快晴となりそうだ。だが、日曜午後には一部でぐずつきはじめるとか。カンタレイラやアウトチエテの月間降水量が100ミリ手前なので、そこは超えてほしいが、水害は勘弁してほしいところ。
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 週末のサッカーの全国選手権。コロナウイルスの集団感染が起き、主力選手が軒並み隔離中のパルメイラスは今日、敵地でゴイアスと対戦。苦しい時期だが、なんとか乗り切りたい踏ん張りどころだ。現在、首位アトレチコ・ミネイロとの勝ち点差が2点で、消化試合も3試合少ない3位のサンパウロは明日、モルンビでヴァスコ・ダ・ガマと対戦する。