輝く紅葉 市街地のネオンと共演

ライトアップで赤く浮かび上がる紅葉と眼下の夜景=伊勢原市の大山寺

 伊勢原市の大山寺と大山阿夫利神社下社の紅葉が21日からライトアップされる。29日まで。20日夕には大山寺で試験点灯が行われ、赤に色づいたモミジがライトを浴びて鮮やかに浮かび上がった。眼下には市街地のネオンが瞬き、絶景を堪能できる。

 今年は10月に冷え込み、色づきは例年に比べて2週間ほど早いという。新型コロナウイルス感染拡大で沈滞ムードが覆うが、同寺の住職(64)は「紅葉を楽しみ、心穏やかに過ごしてほしい」と話した。

 ライトアップは平日が日没から午後7時まで、土日祝日は同8時まで。期間中、大山ケーブルカーも午後7時(土日祝日は同8時)まで営業時間を延長する。

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